NEC、4K IGZO液晶とヤマハ2.1chスピーカー搭載の15.6型ノートPC

　NECパーソナルコンピュータは、LaVieシリーズの2015年秋冬モデルとして、4K IGZOディスプレイとヤマハの2.1chスピーカーを搭載したノートPC「NS850」など、全7モデル45機種を9月17日より順次発売する。価格は全てオープンプライス。NS850は9月24日発売で、店頭予想価格は239,800円前後。カラーはクリスタルブラック。

LaVie Note Standard「NS850」

　NS850はLaVieのスタンダードシリーズ上位機種で、映像再生や音質にこだわったモデル。15.6型/3,840×2,160ドットの4K IPS IGZO液晶パネルを搭載。タッチ操作に対応し、防指紋コーティングも施している。OSはWindows 10 Home 64bit版で、CPUに第6世代のIntel Core i7-6500U 2.50GHzを搭載し、ストレージは約1TBのSSHD。メモリは8GB。BDXL対応のBlu-rayドライブを搭載する。

　ステレオスピーカーにウーファも追加した2.1ch構成(2W×2ch+4W)で、ウーファはヴァイオリンの音響構造を応用した「サウンドポスト」や、不要な響きを軽減する「ハニカムウォール」により、低音域再生を強化した。

　また、ヤマハのサウンドシステムを採用し、YST(ヤマハアクティブサーボテクノロジー)や、AudioEngineといったサウンド処理技術も搭載し、迫力ある低音再生や臨場感のある音声を楽しめるという。

　そのほか、ディスプレイ上部に3Dカメラも搭載。Windows 10の新機能「Windows Hello」で、顔認証のみでのログインが行なえる。対応アプリを使ったジェスチャー操作による楽器演奏なども可能。

　外形寸法は382×270×26.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.7kg。

スタンダードシリーズの他のモデルや一体型AV PC新モデルも

　スタンダードシリーズにはこのほか、NS850と同じヤマハのスピーカーやサウンドシステムを備え、フルHD液晶パネルを搭載した「NS750」(店頭予想価格214,800円前後)や、薄型デザインを採用したフルHDモデルの「NS700」(同194,800円前後)などもラインナップする。

　また、3波チューナを搭載する液晶一体型AVパソコン「LaVie Desk All-in-one」シリーズにも新製品をラインナップし、9月17日に発売。店頭予想価格は、狭額縁の23.8型 IPS フルHD液晶とチューナ4基を備える「DA970」が234,800円前後、ダブルチューナの「DA770」が214,800円前後、21.5型フルHD液晶とシングルチューナの「DA570」が189,800円前後、「DA370」が149,800円前後。

　その他のノートPC新製品など、詳細は僚誌PC Watchの記事を参照のこと。