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NEC、3波チューナ×4の「おまかせタフ録り」モデルなど一体型AV PC 3機種

 NECパーソナルコンピュータは、液晶一体型のデスクトップPC「LaVie Desk All-in-one」シリーズの新機種を1月22日より順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、23.8型液晶で3波チューナ×4基の「DA970」が234,800円前後、3波チューナ×2基の「DA770」が214,800円前後、21.5型で3波×1基の「DA570」が189,800円前後、「DA370」が149,800円前後。

「LaVie Desk All-in-one DA970」

 これ以外にも、世界最軽量の13.3型、2-in-1「LaVie Hybrid ZERO」や、15.6型で回転対応のIGZO液晶を搭載した「LaVie Hybrid Advance」など、ノートPCの新製品も発表している。詳細は僚誌PC Watchを参照のこと。

Lavie Hybrid ZERO
LaVie Hybrid Frista

LaVie Desk All-in-one

DA770/AAシリーズのクランベリーレッドモデル

 「DA970/AAB」と「DA770/AAシリーズ」は、画面フレーム幅約8mmで、従来モデルより本体幅を縮小しながら、画面サイズを23型ワイドから23.8型ワイドへ拡大している。

 薄型化でスピーカーは小型化されたが、新たにウーファを追加した2.1chシステムとし、ヤマハのYST(ヤマハアクティブサーボテクノロジー)も導入。ヤマハ製のAudioEngineも搭載しており、「よりクリアでパワフルな低音域の再生を可能にした」という。

 地上/BS/110度CSの3波チューナを搭載しており、DA970は4基、DA770は2基、DA570とDA370は1基内蔵。DA970は、4チューナを活用し「おまかせタフ録り」が可能。今後放送される番組について、ユーザーへの「おすすめ度」を計算、一定以上の点数であれば自動録画する。ジャンルの興味度を設定する事もできる。

 テレビアプリ「SmartVision」を採用。DA770、DA570、DA370では、「おまかせ録画/新番組おまかせ録画」が利用できる。キーワードなどの録画条件を設定すると、番組を選んで録画するもので、新番組の自動録画も可能。連続ドラマなどは、予約時に一度設定すれば、以降は自動的に録画する。

 最大16倍の長時間録画が可能。DA570/370では最大10倍の録画となる。外付けHDDへの録画にも対応。DA370はDVDスーパーマルチドライブ、それ以外のモデルはBDXL対応のBlu-rayドライブを備え、BDメディアに録画番組を書き出す事もできる。番組本編を自動抽出する簡易編集機能も搭載。

 テレビをつけた際に、視聴履歴からその時間帯によく見るチャンネルに自動で切り替える「おはようマイチャンネル」や、番組に関するツイートを横に表示して、テレビとTwitterが同時に楽しめる「つぶやきプラス」にも対応。Twitterからの録画予約も可能。

 DLNAに対応。録画番組をLAN経由で配信したり、DTCP-IP対応レコーダ内の録画番組を、PCから再生する事も可能。

 DA350以外のモデルでは、付属するテレビリモコンの裏面がタッチパッドになっており、離れた場所からタッチ操作が可能。

DA570
DA370のクランベリーレッド

 Webカメラを全モデル搭載しており、DA970は1080p、それ以外のモデルは720pでの撮影が可能。DA970は、指や手のジェスチャーで操作する事もできる3Dカメラとなっている。

 ディスプレイは、DA970/770が23.8型でフルHDの、スーパーシャインビューLED IPS液晶。DA570は21.5型のフルHD、スーパーシャインビューLED IPS液晶でタッチパネルタイプで、DA370は非タッチパネルタイプとなる。

 OSはいずれのモデルもWindows 8.1。スペックは、DA970/770は、CPUがCore i7 5500U(2.4GHz)、メモリ8GB、HDD 4TB(DA970)、3TB(DA770)。DA570はCore i5 5200U(2.2GHz)、メモリ4GB、HDD 1TB。DA370は、Celeron 3205U(1.5GHz)、メモリ4GB、HDD 1TB。

(山崎健太郎)