ニュース

水月雨、2DD採用「星野3」。木製ドームウーファー+DLCツイーター

水月雨(MOONDROP)は、「Starfield」シリーズ第3世代となるカナル型イヤフォン「星野 3 - Starfield III」を、10月26日に発売する。価格は19,800円。

初代および第2世代の1DD構成から刷新し、シリーズ初となる2ウェイ・デュアルダイナミック構成を採用。10mm径の木製ドーム複合振動板ウーファーと、7.8mm径のDLCドームハイブリッドツイーターを組み合わせた、自社設計の「D.W.T.デュアルダイナミック音響システム」を搭載する。

7.8mm DLCドームツイーター

高域を担当する7.8mmツイーターは、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)製ドームと高柔軟エッジを組み合わせたハイブリッド振動板を搭載。小径ドライバーならではの高域の伸びと情報量を確保しつつ、分割振動を抑え、滑らかな高域表現を目指したという。

中低域用の10mmウーファーには、無垢材を極薄にスライスして成形した木製ドーム複合振動板を使用。木材の高い剛性と内部損失を生かし、厚みのある中域と、クロスオーバー帯域での自然なつながりを追求している。

10mm 超薄型木製ドーム複合振動板ウーファー

ウーファーには、内外等容積構造と複合デュアルマグネットを組み合わせた自社設計の磁気回路も搭載。柔軟なエッジ構造とあわせ、長ストローク時の歪みを抑えながら、量感と弾力感のある低域再生を可能にしたとしている。

ハウジング内部の音響導管はHeyGearsと共同開発。高精度DLP 3Dプリント技術で複雑な音響導管を形成し、2基のドライバーの位相を整えることで、帯域間の自然なつながりを図った。

フェイスプレートには、見る角度によって深い藍色から紫色へと表情を変える「星光塗装」を施し、ゴールドカラーの星芒モチーフを配置。外周にはアルマイト処理したアルミ合金フレームを備え、擦れや衝撃から塗装面を保護する。

ハウジングは人間工学に基づいた形状で、長時間装着時の負担を軽減。音楽鑑賞のほか、ステージモニターやeスポーツでの使用も想定している。

0.78mm 2Pin端子

コネクターは0.78mm 2pinのリケーブル仕様で、浅い凹型ソケットを採用。標準ケーブルには高純度単結晶銅線を使用し、外装はナイロン編組仕上げとした。

プラグはロック機構付きの交換式で、3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス、サウンドカード内蔵USB-Cの3種類が付属する。

第2世代ユーザー参加型DSP搭載

USB-Cプラグには60mW出力の独立サウンドカードチップを内蔵。MOONDROP公式アプリやWebツールと連携し、32バンドのパラメトリックEQ(PEQ)で周波数特性を調整できる。

また、ユーザーが作成したチューニングデータをダウンロード・共有できる「第2世代ユーザー参加型DSP」に対応。好みの音響プロファイルを生成・保存して引き継げる「Sound Target ID(STI)」機能も備える。

有効周波数帯域は20Hz~20kHz(IEC 60318-4、-3dB)。インピーダンスは7.7Ω±15%(@1kHz)、感度は119dB/Vrms(@1kHz)。全高調波歪みは0.2%以下(@1kHz、94dB)。