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使わなくなったAndroidスマホを音楽専用機にする無料アプリ「reTONE」ベータ版公開
2026年10月23日 20:29
飯田ピアノは23日、使わなくなったAndroidスマホを音楽専用機にする無料アプリ「reTONE(リトーン)」の最初のバージョンである「0.90.1 ベータ」を公開した。紹介サイトからAPKファイルをダウンロードする形式で、Android 4.0以降のスマートフォンとタブレットで動作するという。
「さまざまな端末で試していただく最初のバージョン」としており、「しばらくは利用者から寄せられる不具合の修正を優先して進める」とのこと。なお、11月7日に開催される「秋のヘッドフォン祭 2026」の、飯田ピアノブースにも出展予定。
「音楽専用機として使う」を選ぶと、ホーム画面もロック画面も音楽用に切り替わり、電源を入れた瞬間から一台の音楽プレーヤーとして動作。専用機にせず、通常の音楽アプリとして使う選択もできる。「最新のDAPやスマートフォンの代わりを目指すものではなく、引き出しで眠っている一台に、もう一度音楽を鳴らす役目を渡すための道具」をコンセプトにしている。
再生の中核は、Cで書いた独自のエンジンで、2012年のスマートフォンからでも、ハイレゾのFLACを192kHz/24bitのままUSB DACへ送り出せるとのこと。Androidの音声経路を通さず、アプリがUSB DACと直接やり取りするため、Android自体がUSB DACに対応していない古い端末でも、曲のサンプルレートのまま出力可能。Android標準の再生では扱えないDSDの再生にも対応する。
AndroidのUSBホスト機能からDACを直接開き、USB Audio Class 1/2の記述子を読み取って、曲のサンプルレートとビット深度のままアイソクロナス転送で送り出す。DACが受け取れる量を知らせるフィードバックの形式や、端末側のUSBホストによる転送間隔の違いは、接続後に実測した値から自動で判別して合わせている。
DSDは、USB経由で音量を操作できるDACにはネイティブDSDのまま送り、それ以外のDACにはPCMに変換して送信。飯田ピアノでは、「2012年のXperia PとOPPO HA-2では、DACに送ったデータが元のファイル(FLAC 24bit、ALAC、DSD64)と1ビットも違わないことを確かめている」とのこと。
端末の出力に合わせてサンプルレートの変換が必要なときは、reTONEのエンジンが一度だけ行なう。変換フィルターは、通過域を20kHzまで平らに保ち、折り返し成分を−100dB以下に抑える設計値を採用。
DSDは、まず高いレートのPCMに変換してから出力のレートに合わせる。2コアの古い端末でも、DSD64や192kHz/24bitのFLACを実時間で再生できる計算量に収めたとのこと。
音楽専用機にした古いスマートフォンを、机の上やオーディオラックに置いたまま、新しいAndroidスマホをリモコンのようにして、古いスマホを操作可能。両方の端末にreTONEをインストールし、Bluetoothでつなぐと、新しいスマホの画面に古いスマホのライブラリや再生画面が映り、選曲・再生・音量・シャッフルなどを操作できる。
手元の画面の右上には、操作している端末の名前と電池の残量を表示。インターネットやWi-Fiは使わず、2台だけで接続する。
家のNAS(DLNA)や、ペアリングしたもう一台のreTONEの曲を、端末内の曲と同じライブラリに並べて再生もできる。これらのネットワーク機能は初期設定ではオフになっており、利用者がオンにして操作したときだけ通信する。
reTONE の最初のバージョン(0.90.1 ベータ)を公開しました。
使わなくなった古い Android スマホを、音楽専用機として使えるようにする無料のアプリです。Android 4.0 から動きます。ベータ版なので、うまく動かない端末もあると思います。おかしなところがあれば、このポストへのリプライか、サイトのお問い合わせから教えてください。しばらくは、教えていただいた不具合を直すことに集中します。
機能のご要望もうれしいです。ただ、不具合の修正を優先しますので、すぐには手が回らないかもしれません。ダウンロードはサイトから👇
— IidaPiano Audio (@IidapianoM)October 23, 2026

