サンコー、VGA録画対応のマイクロスコープ2モデル

-74,800円で230倍/バッテリ駆動の「DinoLite Portable」


「DinoLite Portable」(DILITEPT)

12月1日発売

直販価格:74,800円(DinoLite Portable)
       44,800円(液晶画面付顕微鏡PRO)


 サンコー株式会社は、VGAでの動画撮影に対応したマイクロスコープ2モデルを1日より発売する。直販価格はバッテリ駆動可能なポータブル型「DinoLite Portable」(DILITEPT)が74,800円、顕微鏡タイプの「液晶画面付顕微鏡PRO」(LCDMSPSL)が44,800円。

 ともに、動画/静止画撮影に対応したマイクロスコープ。レコーダ部にSDカードスロットを搭載し、撮影データはSDカードに保存することができる。「DinoLite Portable」はSDHCにも対応。「液晶画面付顕微鏡PRO」は2GBのSDカードまでとなっている。


■ 「DinoLite Portable」

最大230倍のズームが可能

 マイクロスコープ部と液晶ディスプレイ搭載のレコーダ部から構成される商品。マイクロスコープ部は1/3型CMOSセンサーを搭載し、10倍~230倍のズームが可能。LEDライト(8個)も備える。

 特徴として、拡大した映像や静止画をレコーダに録画可能。動画は640×480ドット/30fpsの録画に対応する。録画形式はAVI。また、640×480ドットの静止画(JPEG)撮影もできる。記録媒体はSD/SDHCカード。

 レコーダ部にバッテリを内蔵し、ポータブル使用ができることも特徴。バッテリでの駆動時間は約5時間。充電は付属のACアダプタで行なえる。充電時間は約8時間。

 液晶ディスプレイは3.5型。レコーダ部に動画と静止画の撮影ボタンをそれぞれ搭載する。AV出力端子も備え、付属のAVケーブルを接続して拡大画面をテレビなどに出力可能。外形寸法と重量はカメラ部が105×320mm(直径×奥行き)/約95g、レコーダ部が120×25×56mm(幅×奥行き×高さ)/約70g(バッテリ除く)。

SDカードスロットを搭載レコーダにバッテリを内蔵する

■ 「液晶画面付顕微鏡PRO」

「液晶画面付顕微鏡PRO」(LCDMSPSL)

 顕微鏡と4.5型液晶ディスプレイ搭載のレコーダ部から構成される商品。レコーダは接眼部に装着可能で、顕微鏡で拡大した画面をディスプレイに表示できる。

 顕微鏡の対物レンズは4倍/10倍/40倍を用意。レコーダ側も光学10倍ズームが可能で、さらに1~8倍のデジタルズームも利用できる。対物レンズと合わせ、最大で3,200倍の高倍率を実現する。レコーダを外して、付属の接眼レンズ(10倍/16倍)も取り付けられる。

 特徴として、レコーダに拡大映像を録画可能。録画形式はAVIで、解像度は640×480ドットと320×240ドットの2モードを用意する。また、2,048×1,536ドットの静止画(JPEG)撮影にも対応。記録媒体はSDカード(2GBまで)。電源は顕微鏡側から供給する。

 外形寸法と重量は顕微鏡が150×155×260mm(幅×奥行き×高さ)/約1.4kg、レコーダ部が150×86×82mm(同)/約160g。ACアダプタやプレパラート、ピンセットなどが付属する。


接眼部にレコーダを装着可能通常の接眼レンズも取り付けることができる

 


(2009年 12月 1日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]