JVA、2012年7月のビデオソフト売上速報を発表

2012年7月度媒体別売上構成比(内円が金額、外円が数量)

　日本映像ソフト協会(JVA)は4日、2012年7月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比102.6%の231億6,600万円で、2012年で最も高い実績となり、4カ月ぶりに前年同月を上回った。売上本数は同108.4%の774万枚。

　2012年7月のBDビデオ全体の売上金額も、前年同月比118.8%の66億8,700万円で、2012年の最高実績を記録。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は28.9%。数量は同107.8%の161万9,000枚で、数量の構成比は20.9%。

　BDビデオの内訳は、販売用の売上額が前年同月比118.5%の62億6,300万円、数量は同110.1%の143万7,000枚。レンタル店用は売上額が同124.5%の4億2,200万円、数量が同92.4%の18万1,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比97.2%の164億7,900万円。数量は同108.6%の612万1,000枚。DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDは前年同月比94.7%の94億1,000万円、数量は同95.9%の304万2,000枚となった。レンタル店用は売上額が同100.0%の69億4,700万円、数量は同124.4%の302万1,000枚。

　BDとDVDの販売用では前年同月比103.0%の156億7,300万円、レンタル店用は73億6,900万円(同101.2%)と、いずれも前年同月を上回る実績。特にレンタル店用は、2011年と2012年の上半期を通じた最高実績となった。

　2012年7月度の新作BDビデオは販売用が前年同月比130.7%の217タイトル、レンタルは同51.6%の47タイトル。新作DVDは販売用が同122.4%の508タイトル、レンタルは同125.5%の591タイトルとなっている。