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ミックスウェーブ、ALO製USBケーブル「Green Line USB」

信号/電源ラインで異なる導体。クライオ処理済み

Green Line USB

 ミックスウェーブは、ALO Audio製のオーディオ向けUSBケーブル「Green Line USB」を6月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、0.5mタイプ「ALO-2149」が32,000円前後、1mの「ALO-1999」が44,000円前後。

 USBケーブルの内部には、信号ラインと電源ラインが通っているが、「Green Line USB」では各ラインに異なる導体を採用。信号ラインには太さ28AWGの高純度銀メッキ銅を、電源ラインには20AWGの高純度銀メッキ銅を採用。これにより、信号ラインに電源ノイズが乗らないようにしているという。信号、電源どちらのラインも2本の導体を使用している。

USBコネクタ部分のアップ
内部構造

 外装材には、耐久性があり、振動に強いPVC(ポリ塩化ビニル)を使用。外部からのノイズも低減している。

 また、マイナス100度以下での熱処理技術を用いることで、分子配列の歪を取り除き、より完全な結晶体に近付けるクライオ処理や、加工硬化により生じる内部の歪みを取り除き、組織を軟化させ、展延性を向上させるアニール処理も施している。

(山崎健太郎)