日立マクセル、BDも収納できる不織布ケース20製品

　日立マクセルは、Blu-ray Disc保管に対応した不織布ケースシリーズ全20製品を6月25日に発売する。価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格は300～900円。

　従来の同社製CD/DVD保管用不織布ケースをBDに使用すると、表面の凹凸がディスクの記録面に接触して影響を与えることで、データが読み込めなくなる可能性があった。今回のシリーズでは、表面が平坦でやわらかい素材を採用し、記録面への影響が小さくなったことでBDにも対応可能になったという。

　ラインナップは、単体不織布ケース50枚入り「FBDIS-50WH」など9製品、バインダーケース型が「BIBD-24BK」など5製品、ファスナー付きセミハードケース型が「CBD-24BK」など4製品、組立式収納ボックスが「BOBD-WH」など2製品で、全20アイテム。

不織布ケース(左)、バインダー(中左)、セミハードケース(中右)、収納ボックス(右)

従来品(左)と新製品(右)の表面の比較

不織布ケースの仕様

　単体不織布ケースはインデックス式と2穴リング式の2モデルが用意される。インデックス式にはV字カット、2穴リング式にはオーバルカットの切れ込みがあり、ディスクを取り出しやすくなっているという。不織布ケースにはサイドストッパーが付き、ディスクの落下を防止するほか、ディスクに触れる面がシボ加工されプリントの色移りを防ぐ。インデックス式は片面収納タイプ50枚入りと、両面収納タイプ25/50枚入り(ディスク50/100枚収納)から選べ、カラーはホワイトのみ。2穴式は両面収納タイプ25/50/100枚入り(ディスク50/100/200枚収納)で、カラーはホワイト/ブラックの2色。店頭予想価格は300円～800円前後。

　バインダー型は、ケース背面に背表紙ポケットを備え、分類して保管可能。不織布は両面収納タイプでディスク24/48枚収納可能。ケースのカラーはクリア/ブラックの2色。店頭予想価格は24枚収納が500円前後、48枚収納が600円前後。また、2穴リング式の両面収納タイプ不織布を追加してディスク24枚まで収納できるバインダー単体も用意される。こちらのカラーはクリアのみで、実売は300円前後。

　セミハードケース型はEVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)素材を採用し、ファスナー付きで持ち運びにも使用できる。不織布は両面収納タイプで、ディスク24枚収納可能。ケースのカラーはホワイト/ブラック/ピンクの3色。店頭予想価格は700円前後。ディスク64枚を収納できるモデルも用意される。こちらのカラーはブラックのみで、実売900円前後。

バインダー型のイラスト

セミハードケース型のイラスト
右は64枚収納モデル

　このほか、単体不織布ケースに入れたディスクを最大100枚まで収納できる組立式ボックスも発売される。カラーはホワイト/ブラックの2色。店頭予想価格は600円前後。