香川大学工学部のブースでは、世界初という“光アンプ”を展示。通常のアンプはトランジスタやIC、真空管などの増幅素子が使われるが、発光ダイオード(LED)とフォトダイオード(光センサー)から作られた増幅素子「ダイスター(distar)を発明・採用しているのが特徴。岡本研正教授の発明で、原理としては、LEDの光をフォトダイオードで受け、太陽電池のように発電。その電気を戻してLEDの発光をさらに強くし、その光で発電……というサイクルを繰り返して増幅するという。ブースでは光を遮ると音が出なくなるなど、試作アンプから実際に音を出して原理を説明している