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光城精工、ハンダ不要のRCAケーブル自作キット
差し込んで締めるだけ。振動抑制の電源タップも
(2014/1/8 16:32)
光城精工は、ハンダ付けや外被剥きが不要なRCAケーブル自作キット「ソルダーレスケーブルキット RCAタイプ(KS-KIT01)」を2月12日に発売する。価格は10,499円。
また、宙吊り構造により不要振動を抑える電源タップ「Force bar 3.1」も同日に発売。価格は15,750円。いずれも、2013年10月に開催された「HI-END SHOW TOKYO 2013」に出展され、発売が予告されていたもの。
ソルダーレスケーブルキット
3mのケーブル1本と8個のRCAプラグがセットになっており、好きな長さのRCAケーブル4本(赤2/白2)を自作できるキット。オーディオシステムの配置に合わせた長さのケーブルを自作できるため、機器を最短距離で接続でき、音声信号の伝達ロスを最小限に抑えられるという。
大きな特徴はプラグの取り付け方法。通常はケーブルを剥いて、プラグとハンダ付けするなどの作業が必要だが、キットに付属するプラグには、内部に針のようなパーツが配置してあり、専用のケーブルを差し込むだけでプラグとの接続が完了。ケーブルが抜けないようにプラグのネジを締めて完成となる。
ケーブルは外径4mmで、線材にOFC(無酸素銅)を採用。プラグは金メッキの銅合金を使用している。
不要振動を抑える電源タップ「Force bar3.1」
出力コンセント数が、3P×3口、2P×1口の計4口の電源タップ。電源の入力から出力まで全ての電源ラインを外装ケースからフローティングさせた「メカニカルアイソレーションシステム」を採用。内部配線や出力コンセントなどを搭載したサブシャーシを、チタン製パーツを介して外装ケースに宙吊りして固定することで、不要な振動の伝達を減少させるという。
スチールやアルミ、チタンといった振動減衰特性の異なる素材を組み合わせ、様々な振動に対応。さらに、出力コンセントを外装ケースよりわずかに持ち上げて、電源プラグと外装ケースが直接触れない構造とし、不要振動の伝達を防ぐとしている。
内部配線は、単線によるストレート配線。出力容量は1,500VA。外形寸法は213×56×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約550g。