編集後記

2016年12月28日

臼田勤哉

 今年も色々ありましたが、個人的にはあまり大きな買い物は無し。印象的だったのはドローンのカメラ部分の進化とHDRですが、特にHDRについては来年以降が本格的な普及期になりそうな感が。

 ともあれ、2017年も年始のCESからスタート。興味深い製品のウワサも聞こえてくる一方、日本の大手出展はやや退潮傾向も。エンターテイメントの世界も大きな変化を迎えている中、どのようにメディアがフォロー、もしくはリードしていけるのか。来年も“面白いなにか”を伝えていくよう頑張りたいと思いますので、宜しくお願いします。

山崎健太郎

 2016年もご愛読ありがとうございました。

 今年もいろいろな製品が登場しましたが、個人的に一番「こりゃ凄い」と感じたのはB&Wのスピーカー「800 Series Diamond」の最上位「800 D3」。昔オリジナルノーチラスを聴いた時もビックリしましたが、800 D3を聴きながらその驚きが蘇ってきました。ずっと前に基本が完成しているスピーカーにも、まだまだ進化の余地は残されているようで。

 一方、2016年の新しいトレンドと言えば“VR”。価格やスペック、品薄ぶりなど、ハードに注目が集まる事が多かった印象ですが、2017年はVRを使ったコンテンツも、より幅広いバリエーションが登場しそう。最新技術を使ってシュールな事をするのが好きなので、ニッチなコンテンツの登場に期待しています。

中林暁

 '17年も1月のCESレポートからスタート予定。前回より開催日時が前倒しされ、日本時間4日あたりにはお届けできそうです。記事を書くときに聴くとテンションが上がる曲がいくつかありますが、もし「灼熱スイッチ」のハイレゾ版が配信開始されたら、CES記事のスピードが少し上がるような気がします。

庄司亮一

 今年買ったもので一番満足度が高かった製品はAmazon Fire TV。AbemaTVやdアニメストアに対応して使い勝手が良くなり、レコーダは粛々と録画番組を溜め込むだけのサーバと化しました。DTCP-IPアプリがまだ無いのが残念ですが。ディスプレイの小さいスピーカーで不満だった音も、パイオニアのセパレート型サウンドバーで強化。さらに冬場はセラミックファンヒータの送風音が気になるので、思い切ってデロンギのマルチダイナミックヒーターに替えたら全くの無音でとても快適に。年末年始はFire TV+サウンドバー+デロンギ(とコタツ)でいい感じに過ごせそうです。

 カメラ関連では、春先に買ったLUMIX G7の4K PHOTOが意外と取材でも使えて重宝しました。しかしシャッターショックによる微ブレ・ボケに悩まされており、後継機G8に替えようか検討中。元旦は買ったばかりのTHETA Sを携えて、どこかの浜辺で初日の出タイムラプス撮影をやろうと思っています。

 それでは皆様良いお年をお迎えください。そして2017年もどうぞよろしくお願いいたします。