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TBSラジオのポッドキャストが6月で終了。ストリーミングの「TBSラジオクラウド」へ

 TBSラジオは、同社ラジオ番組のポッドキャスト配信を6月をもって終了。代わりに、PCやスマートフォンのブラウザで聴く新サービス「TBSラジオクラウド」を6日より開始した。ユーザー登録不要で最新エピソードを聴けるほか、無料のユーザー登録をすると過去エピソードやマイページへのクリッピング機能が利用できる。

TBSラジオクラウドのページ

 6日の時点では「森本毅郎・スタンバイ!」、「たまむすび」、「荒川強啓 デイ・キャッチ!」、「JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力」、「JUNK 爆笑問題カーボーイ」、「久米宏 ラジオなんですけど」などの番組が用意されており、ラインナップや内容としては基本的に従来のポッドキャストと同様だという。

 同社はこれまで多くの番組をポッドキャストでも配信。直近で月間300万人以上のユーザーが利用。配信サーバーのコストなどもかかる反面、ダウンロード配信型のポッドキャストでは、ストリーミング配信サービスと比べると、ユーザーの聴取動向などが把握しにくく、広告などの収益化に繋げにくい問題があったという。

 「TBSラジオクラウド」では、ストリーミング配信型のサービスに変更。広告がある場合、番組の開始前に広告が流れる形となるが、従来のポッドキャストと同様に無料のサービスとして展開。ユーザー登録をすると過去のエピソードも聴けるようになり、普段聞く番組などをマイページにクリップする機能も利用できるが、これも無料で提供する。

 なお、過去のエピソードはポッドキャスト同様に順次追加予定。掲載されている番組やエピソードには権利上の都合でそれぞれ聴取終了日時が設定されている。ポッドキャストのように番組をダウンロードする事はできない。

 聴取方法はPCやスマートフォンのWebブラウザで、WindowsではInternet Explorer 9以上、Firefox/Google Chromeの最新版、Mac OSではSafari/Firefox/Google Chromeの最新版が推奨環境とされている。

 将来的には、専用アプリの開発も検討。ユーザーの反響や動向を見ながら、新たな機能やサービスの追加も検討していくという。