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フォステクス、定番小型スピーカーの後継「PM0.4c」。ペア23,000円
2016年6月20日 14:09
フォステクスカンパニーは、デジタルアンプを内蔵した小型アクティブスピーカー「PM0.4c」を7月下旬に発売する。価格は23,000円(ペア)。カラーはブラック(B)とホワイト(W)。
小型アクティブモニタースピーカー「PM0.4」の新モデルで、定格出力30W×2chのデジタルアンプを内蔵。“アクティブスピーカー代表機”とするPM0.4dの後継モデルで、PM0.3などと同じくアンプを片側(R側)に搭載する方式へ変更。ケーブルの取り回しを改善し、電源スイッチやボリュームコントローラを一括操作できるようにした。
ユニットは、シルク振動板を用いた1.9cm径ソフトドームツイータと、グラスファイバー振動板やアップロールラバーエッジを用いた10cm径ウーファの2ウェイ。
入力端子はRCA。従来のPM0.4dは接続ケーブルが付属しなかったが、PM0.4cはRCAケーブルに加えてPHONE-RCAケーブルも付属する。左右スピーカー間のケーブル長は1.5m。エンクロージャは木製で、リアバスレフ型。ブルーのLEDを用いたパワーインジケータを備える。
オートスタンバイモードも搭載。入力が一定レベル以下の状態が約15分間続くと、自動でスタンバイモードに切り換わり、パワーインジケーターが青の点灯から赤の点灯に変化。消費電力を約0.5Wまで下げる。スタンバイモード中に再び入力信号が入ると、自動で電源がオンになる。
新たに、背面のスイッチでオートスタンバイ機能のON/OFF切り替えが可能になった。これにより、小音量で再生したい場合など、意図しないタイミングでスタンバイ状態に切り替わることを回避できるようになった。
周波数特性は60Hz~20kHz、クロスオーバー周波数は1.6kHz、歪み率(THD)は0.05%未満(2W出力)。外形寸法は130×169×220mm(幅×奥行×高さ)。重量はR側が2.4kg、L側が2.1kg。