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ZERO AUDIO、ハイレゾ対応で5千円の「ZERO BASS ZB-03」などイヤフォン5機種

 協和ハーモネットは、ZERO AUDIOブランドのイヤフォンとして、「ZERO BASS」(ゼロベース)という新シリーズの3製品を9月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「ZB-01」と「ZB-02」が各3,500円前後、ハイレゾ対応の「ZB-03」が5,000円前後。

「ZERO BASS」シリーズでハイレゾ対応の「ZB-03」

 CARBO(カルボ)シリーズにも新製品を投入。シリーズ初となるハイレゾ対応モデル「CARBO MEZZO(カルボ メッツォ) ZH-DX220-CM」を9月中旬に、筐体に新素材FRPとホワイトカラーを採用した「WHITE TENORE(ホワイト テノーレ) ZH-DX201-WT」を8月中旬に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は、CARBO MEZZOが6,500円絵前後、WHITE TENOREが5,000円前後。

ZERO BASSシリーズ

 「ベースサウンドが特長のカジュアルなイヤフォン」と位置付けられており、いずれのモデルもダイナミック型ユニットを採用。ZB-01とZB-02は、パワーチューンを施したドライバで、パワフルなベースサウンドを再生。ZB-03はファインチューンを施し、のびやかで繊細な再生ができるとしており、ZB-03のみハイレゾ再生にも対応している。

 再生周波数帯域と出力音圧レベルは、ZB-01が6Hz~39kHz、101dB(1mW)、ZB-02が6Hz~39kHz、101dB(1mW)、ZB-03が6Hz~40kHz、104dB(1mW)。3モデルとも、インピーダンスは16Ω。

「ZB-03」はジェットブラック/スペースホワイトの2色

 ZB-03の筐体は制振性に優れた削り出しのフルアルミで、滑らかなフォルムにベイキングフィニッシュを施している。後方にはパンチングメタルを使ったバスブーストポートを配置。低域の再生能力を高めている。

 ZB-01/02の筐体は、削り出しのアルミで、ワイドシリンダー構造を採用。キレのある重低音再生が可能という。

 また、ZB-01は筐体にケーブルをオフセット配置したOSR(Offset Strain Relief)デザインを。ZB-02は、ケーブルを筐体サイドにレイアウトしたSSR(Side Strain Relief)デザインを採用。最適なウェイトバランスを実現し、安定した装着感が得られるという。

ZB-02
ZB-02のカラバリ
ZB-01
ZB-01のカラバリ

 カラーはバリエーションはZB-03が2色(ジェットブラック/スペースホワイト)、ZB-02は3色(ブラック/レッド/グリーン)、ZB-01は4色(ブラック/レッド&ブラック/レッド&ホワイト/ホワイト)をラインナップ。それぞれのカラーにマッチしたクリップも付属する。ケーブルはOFCで、長さは1.2mのY型。からまり防止スライダーも同梱する。

CARBOシリーズ

 CARBO MEZZO ZH-DX220-CMは、ファインチューンを施したというダイナミック型ドライバを採用。再生周波数帯域は6Hz~40kHzで、「のびやかで繊細なハイレゾ音源を忠実かつ臨場感豊かにあますところなく再現する」という。出力音圧レベルは101dB(1mW)、最大入力は150mW。インピーダンスは16Ω。

 筐体の背後に、パンチングメタルを使ったバスブーストポートを配置し、低音再生能力を高めている。筐体は共振や共鳴を抑える複合強化ボディの「コンポジットハウジング」で、カーボンファイバーと削り出しアルミニウムを使っている。

 ケーブルはY型でOFC、長さは1.2m。からまり防止スライダーを装備。入力プラグはステレオミニで金メッキ仕上げ。ケーブルを省いた重量は4.2g。

CARBO MEZZO ZH-DX220-CM

 WHITE TENORE ZH-DX201-WTは、5.78mm径でダイナミック型のマイクロドライバを採用。筐体には、制振性に優れたFRPと、削り出しアルミニウムを使った「コンポジットハウジング」を採用。出力音圧レベルは102dB(1mW)で、再生周波数帯域は8Hz~24kHz。最大入力は150mW。インピーダンスは16Ω。

 ケーブルはY型のOFCで1.2m。からまり防止スライダーも装備。入力端子はL型のステレオミニで金メッキ仕上げ。ケーブルを省いた重量は3.2g。

WHITE TENORE ZH-DX201-WT