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ZERO AUDIO、3重制振構造のBAイヤフォン2機種
デュアルBAユニットの「CARBO DOPPIO」など
(2013/10/23 13:17)
協和ハーモネットは、「ZERO AUDIO」ブランドのBA(バランスド・アーマチュア)型イヤフォン「CARBO DOPPIO(カルボドッピオ)」(ZH-BX700-CD)と「CARBO SINGOLO(カルボシンゴロ)」(ZH-BX510-CS)を11月22日に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はCARBO DOPPIOが18,000円前後、CARBO SINGOLOが11,000円前後。
カーボンファイバーとアルミニウムによる平織模様が特徴のCARBOシリーズの第2弾。2012年7月発売のダイナミック型イヤフォン「CARBO TENORE(カルボテノーレ)」、「CARBO BASSO(カルボバッソ)」の上位機種という位置付けとなっている。
CARBO DOPPIOは、新開発のフルレンジBAユニットを2基搭載したデュアルBAのカナル型(耳栓型)イヤフォン。CARBO SINGOLOは、フルレンジのBAユニットを1基搭載。いずれも、カーボンファイバーと削り出しアルミに加え、新たにアコースティックブラス(真鍮)チューブを取り入れた3重制振構造「トライ・コンポジット・ハウジング」を採用。不要な共鳴振動を抑制するという。ノズルには「ブラス・ホーン・ノズル機構」を採用し、「管楽器のような明るく伸びやかな音色を奏でる」としている。
再生周波数帯域はCARBO DOPPIOが8Hz~16kHz、CARBO SINGOLOが10Hz~16kHz。出力音圧レベルは113dB/mW、最大入力は30mW、インピーダンスは22Ωで共通。
ケーブルにはOFC(無酸素銅)を採用。ケーブル同士の絡まりや接触時のタッチノイズを防ぐ、からみ防止スライダーを搭載するほか、左右識別ドットも備える。ケーブル分岐部にはブランドロゴを配置している。ケーブル長は1.2m(Y型)。
ケーブルを除く重量はCARBO DOPPIOが7.2gで、CARBO SINGOLOが5.2g。S/M/Lサイズのシリコンイヤーピースとキャリングバッグが付属する。