ニュース

宙に浮くBluetoothスピーカー「Mars」。56,160円

 ソフトバンクは、磁力で空中に浮く円盤型スピーカーとサブウーファをセットにしたBluetoothスピーカー「Mars」を、消費者参加型プラットフォーム「+Style」で7月28日より販売開始した。ユーザーの元には9月に届けられる予定。価格は56,160円(税込)。カラーはホワイト、スペースグレイ、ブラックの3色。

Bluetoothスピーカー「Mars」
円柱型ウーファと円盤型スピーカーで構成

 Marsは円柱型ウーファ「Mars Base」と円盤型スピーカー「Mars Craft」で構成。円盤スピーカーは磁力によってウーファの上に、最大20mmまでの高さで浮かべることができ、浮かべたままBluetooth経由で音楽再生が行なえる。音楽を鳴らしながらその場で360度回転させたり、側面のLEDを光らせることも可能。IPX7の防水仕様で、バッテリを内蔵。単体で風呂場やビーチに持ち出して、360度に音が広がるスピーカーとして利用できる。

 BluetoothコーデックはaptX/AACに対応。マイクを内蔵し、スマホと接続するとハンズフリー通話が可能。iOS/Android対応の専用アプリが用意され、浮遊制御や音量調整が行なえる。

円盤型スピーカー「Mars Craft」

 円盤スピーカー単体で約6時間連続再生が可能で、バッテリ残量が20%を切ると自動でウーファ上面のベースに着地。音楽再生は中断されず、充電状態にスムーズに移行するという。ウーファ側は円盤スピーカーの充電器として機能するほか、バッテリを内蔵しているため、単体でも連続約8時間再生が可能。また、ウーファ背面には給電用のUSB出力ポートを2基備える。サブウーファの筐体はアルマイト加工処理を施したアルミ素材を採用している。

円柱型ウーファ「Mars Base」の背面

 米国で開催されたCES 2016では、ブースを訪れたスティービー・ワンダー氏がその場でMarsを100台注文したという。開発はcrazybaby、販売元はCYBERBRAIN JAPAN。

Mars intro (日文)

 「+Style」は、企業が持つアイデアや試作品の商品化実現に向けて、ソフトバンクが一般ユーザーとともに支援する消費者参加型プラットフォーム。Marsは一般販売前の商品などを先行や数量限定で販売する「ショッピング」枠にラインナップされる。