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Pioneer DJ、実売4万円のターンテーブル「PLX-500」。USB録音対応
2016年8月3日 17:34
Pioneer DJは、ダイレクトドライブ式のDJプレイ対応アナログターンテーブル「PLX-500」を9月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。カラーはブラック(K)とホワイト(W)の2色を用意する。
また、DJや音楽制作向けアクティブモニタースピーカー「DM-40」のホワイトモデル「DM-40-W」も9月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,500円前後(ペア)。
DJターンテーブル「PLX-500」
'14年に発売したプロフェッショナル向けモデル「PLX-1000」の音質設計思想を踏襲し、針先から出力までの経路を最短に設計することで、アナログレコードの音質を忠実に再現するというターンテーブル。PLX-1000との違いとしてUSB端子も備え、レコード音源をWindows PC/Macにデジタル録音できる。また、アナログRCA出力はフォノ出力だけでなくライン出力にも対応し、アクティブスピーカーと直接接続して聴くことも可能。
パソコンとの接続はUSB-B端子で、無償の音楽管理ソフト「rekordbox」(Ver.4.2.1以降)でアナログレコードをデジタル録音可能。モバイルデバイスなどで持ち出して聴ける。
ターンテーブルはアルミダイキャスト製。ハイトルクダイレクトドライブ方式を採用し、2台のPLX-500とDJミキサーを組み合わせることで楽曲のミックスやスクラッチなどのDJプレイが行なえる。モーターは3相ブラシレスDCモーター。
有料ソフトの「rekordbox dvs」に対応したDJミキサーと組み合わせると、コントロール用レコードの「Control Vinyl」を使ってパソコン内のデータ音源をDJプレイすることもできる。
トーンアームはスタティックバランスのS字型。カートリッジはVM型で、同社製「PC-X10」のほか、他社カートリッジも使用可能。
ダストカバーを開くとレコードジャケットをディスプレイできる設計も採用。ジャケットを鑑賞しながら再生できる。外形寸法は450×368×159mm(幅×奥行き×高さ)。重量は10.7kg。
別売オプションとして、ヘッドシェルの「PC-HS01-K/S/N」(ブラック/シルバー/ゴールド)も12月に発売予定。
アクティブスピーカーのホワイトモデル「DM-40-W」
6月に発売した「DM-40」のホワイトモデルで、カラー以外は従来のブラックと同じ。2ウェイ型で、3/4インチのソフトドームツイータと4インチのグラスファイバーウーファ、AB級アンプを搭載する。出力は21W×2ch(4Ω)。
ツイータには、TAD Labsのスピーカー開発で培った技術を元に、指向性を制御する「DECO」を用いた凸形状ディフューザーを採用。また、ウェーブガイドを設けて中高域の音を左右と上方へ振り分け、広いスイートスポットと立体感のある音像を生み出せるという。
入力端子はアナログのRCAとステレオミニ。ヘッドフォン出力も備える。外形寸法と重量は、左側が146×223×227mm(幅×奥行き×高さ)で約2.7kg。右側が146×210×227mmで約2.2kg。