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KEF、300台限定グラデーションカラーの「MUO」。小型Uni-Q採用Bluetoothスピーカー

 KEFは、小型Bluetoothスピーカー「MUO」に、マルチカラーのグラデーションを施した「MUO スペシャル・ローンチ・エディション」を全世界300台限定で販売する。直販サイトで予約を受け付けており、オーシャン、オーキッド、メドウ、サンライズから選べる。直販価格は46,200円

MUO スペシャル・ローンチ・エディションのオーキッド
「ロンドン・デザイン・フェスティバル2015」の様子。中央がMUON、その前に並べられているのがMUO スペシャル・ローンチ・エディション

 グラデーションカラーのMUOは、「ロンドン・デザイン・フェスティバル2015」の会場で披露されたもので、インスタレーションアートの一部として、2,000万円の超弩級スピーカー「MUON」を取り囲むように配置された。「デザインはもちろん、素晴らしいサウンドも含めて評判を呼び、製品化の声が高まった」という。

 マルチカラーを施したアルマイト加工で、Neal Feayがプロデュース。同社のアレックス・ラスムッセンとロス・ラブグローブがタッグを組み、「アルミニウムが持つポテンシャルを引き出し、音楽という芸術を奏でる装置としてのスピーカーの本質に遡り、より芸術的な価値を高めようとした」という。ロス・ラブグローブはMUOだけでなく、前述のMUONもデザインしている。

 製品にはシリアル番号が付与され、ロス・ラブグローブのサインもプリント。パッケージも特別仕様となる。

オーシャン
左からメドウ、サンライズ

 Bluetoothスピーカーとしての仕様は通常モデルと同じ。超小型、2×50mmのUni-Qドライバを開発。外側のMFコーンと中央のツィータを独立して駆動し、それぞれの帯域でダイナミックレンジの広い再生を実現するという。振幅の大きなABR(ドローンコーン)も採用し、低域の再生能力を高めている。

 Bluetooth Ver.4.0に準拠し、aptXコーデックもサポート。2台のMUOを同時に接続しステレオ再生するシンクロナイズ機能や、2台のスピーカーに同時に音楽再生するDual Connectにも対応する。

 NFCも内蔵し、対応のスマートフォンとワンタッチでペアリング可能。センサーを内蔵しており、縦置きでも横置きでも最適なパフォーマンスが得られるという。ステレオミニの音声入力も備えている。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約12時間。外形寸法は210×60×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.8kg。