パイオニア、65,000円のネットワークプレーヤー「N-30AE」。USB HDD対応

　オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、パイオニアブランドのネットワークオーディオプレーヤー「N-30AE(S)」を9月中旬に発売する。カラーはシルバーで、価格は65,000円。

N-30AE(S)

　11.2MHz DSDなどのハイレゾ再生や、Google Castに対応するネットワークオーディオプレーヤー。25日発表の「NC-50」は、CDプレーヤーやアンプ、AM/FMラジオなどを内蔵した一体型オーディオシステムだが、N-30AEはシンプルなネットワークプレーヤーとなる。

　Ethernet端子と、IEEE 802.11b/g/n/aのデュアルバンド対応無線LAN機能を搭載。有線ネットワークとUSB接続時には、ハイレゾを含む音楽ファイルが再生でき、FLAC/WAV/AIFF/Apple losslessの192kHz/24bitまでのデータに対応。DSDも11.2MHzまで再生できる。なお、無線LAN接続でも音楽再生可能だが、88.2kHz以上とDSDのハイレゾ楽曲再生には対応しない。

　背面にUSB端子を備え、HDDも接続可能。LANを使わず、HDDに保存したハイレゾ楽曲を再生する事も可能。ハイレゾ楽曲配信のe-onkyo musicと連携し、購入した楽曲を、NC-30AEにUSB接続したHDDに自動でダウンロードする「e-onkyoダウンローダー」機能も利用できる。PCから、ネットワーク経由でこのUSB HDDにアクセスし、楽曲を書き込む事も可能。

　なお、e-onkyoダウンローダーやPCからのHDD書き込み機能、Google Castは、後日のファームウェアアップデートで対応予定。

　アプリ「Pioneer Remote App」により、スマホやタブレットから、楽曲の選択や基本操作が可能。さらに、Google Cast対応により、スマートフォンやタブレットのアプリから、手軽に楽曲をワイヤレス再生できる。Google Play Musicやradikoプレミアム、tuneinなどをアプリ側で操作して、N-30AEでオーディオ出力できる。

　前面に3.5型の液晶ディスプレイを装備し、楽曲のアルバムアートワークやストリーミングサービスの情報を表示可能。出力端子はアナログ音声(RCA)1系統。USB端子はフロントがUSBメモリ用、リアがUSB HDD用。消費電力は18W(ネットワークスタンバイ時1.8W)。外形寸法は435×300×103mm(幅×奥行き×高さ)。重さは3.4kg。リモコンや電源ケーブルが付属する。