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パイオニア、ネットワーク/CD/radiko/BT/アンプを一体化した「NC-50」。10万円

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、パイオニアブランドのネットワークCDレシーバ「NC-50(S)」を9月中旬に発売する。カラーはシルバーで、価格は10万円。

ネットワークCDレシーバ「NC-50(S)」

 CDプレーヤー、ネットワークプレーヤー、AM/FMラジオ、Phono入力、スピーカードライブ用のクラスDアンプを一体化したシステム。Google Castやradikoプレミアムにも対応している。

 Ethernet端子と、IEEE 802.11b/g/n/aのデュアルバンド対応無線LAN機能を搭載。有線ネットワークとUSB接続時には、ハイレゾを含む音楽ファイルが再生でき、FLAC/WAV/AIFF/Apple losslessの192kHz/24bitまでのデータに対応。DSDも11.2MHzまで再生できる。なお、無線LAN接続でも音楽再生可能だが、88.2kHz以上とDSDのハイレゾ楽曲再生には対応しない。

 背面にUSB端子を備え、HDDも接続可能。LANを使わず、HDDに保存したハイレゾ楽曲を再生する事も可能。ハイレゾ楽曲配信のe-onkyo musicと連携。購入した楽曲を、NC-50にUSB接続したHDDに自動でダウンロードする「e-onkyoダウンローダー」機能も利用できる。PCから、ネットワーク経由でこのUSB HDDにアクセスし、楽曲を書き込む事も可能。

 DACは192kHz/24bit対応のESS製「SABRE32 Ultra DAC」を搭載。ジッタを抑え、高SN比を実現したという。

 CDプレーヤー部は、音楽CDに加え、WMA/MP3を収録したCD-R/RWも再生できる。

 Google Castに対応し、スマートフォンやタブレットのアプリから、手軽に楽曲をワイヤレス再生可能。Bluetooth受信にも対応し、コーデックはSBC/AACをサポートする。

 インターネットラジオの受信も可能。tuneinやradiko.jpの受信もできるほか、radikoプレミアムにも対応。制御用のアプリ「Pioneer Remote App」も用意。スマホやタブレットから、楽曲の選択や基本操作ができる。

 搭載アンプの最大出力は50W×2ch(4Ω)。パワー素子にDirect Power FETを搭載したクラスDアンプで、「スピード感や低域の力強いドライブ性能により、音楽が本来持つ躍動感や豊かな音の響きを再現できる」という。スピーカーインピーダンスは4Ω~16Ωに対応する。

 入力端子は光デジタル、同軸デジタル、アナログ、MM対応のPhono入力を各1系統装備。サブウーファプリアウト、ヘッドフォン出力も1系統備えている。USB端子はフロントとリアに装備する。

 消費電力は50W。外形寸法は435×333×103mm(幅×奥行き×高さ)。重さは6.4kg。