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DSDネイティブ再生とSpotify対応のポータブルプレーヤー「Cayin i5」
2016年9月30日 11:50
コペックジャパンは、 Cayin製のDSDネイティブ再生対応ポータブルオーディオプレーヤー「i5」を9月30日より発売する。価格は69,660円(税込)。Cayin初となるAndroid搭載モデルで、Android 4.4をベースとした独自UIを採用している。内蔵メモリは32GBで、microSDカードスロットを1基備え、200GBまで対応する。
DACに旭化成エレクトロニクス(AKM)の「AK4490EQ」を搭載し、最大5.6MHzのDSDをネイティブ再生可能。PCMは最大384kHz/32bitに対応する。PCと接続してUSB DACとして利用することも可能で、384kHz/32bitの再生が行なえる。
アンプ部には、オフセット電圧が低くノイズが少ないというアナログ・デバイセズ製「AD712」と、低ノイズ/歪みや高いダイナミックレンジなどを特徴とするTI製「OPA1652」を搭載。クアッドコアの「Coretex-A7」や、デュアルコアGPUを搭載し、オーディオ処理とシステムパワーマネージメントのバランスを追求したという。
Android 4.4をベースに、オーディオ機器としての機能を最優先したという独自UIを開発。4型/800×480ドットのIPSパネルを採用したタッチパネルディスプレイで操作する。無線LANやBluetoothを搭載し、DLNAでネットワーク上のファイルなどの再生や、外部アプリのインストールにより、Apple MusicやSpotify、TIDAL(日本では未サービス)などのストリーミング再生も可能としている。
ヘッドフォン出力端子はステレオミニで、出力は180mW×2ch(32Ω)。SN比は106dB。ステレオミニのライン出力も備える。4,800mAhのバッテリを内蔵し、最大11時間の再生が可能。無線LAN接続時の再生時間は最大10時間。USB 3.0対応のType-C端子を搭載し、OTGケーブル経由でHDDなどと接続可能。
本体はCNC加工のアルミ削り出しで、背面はカーボンファイバーを使用する。外形寸法は126×64×14mm(縦×横×厚さ)、重量は195g。スクリーンプロテクタなども付属する。