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marantz pro、96kHz/24bit録音対応のPCMレコーダ「PMD561」
2016年10月5日 07:00
inMusic Japanは、marantz Professionalブランドの新製品として、最大96kHz/24bitのリニアPCM録音に対応したポータブルオーディオレコーダ「PMD561」(MP-REC-007)を10月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、 店頭予想価格は46,800円前後(税込)。
ステレオコンデンサーマイクを内蔵し、最高96kHz/24bitのリニアPCM(WAV)録音や、最高320kbpsのMP3録音が行なえるオーディオレコーダ。ライブやボーカル、楽器の収音や、DJ機器のライン録音などの用途を想定しており、ステレオ/モノラル録音の両方に対応する。タイムスタンプ機能や、ミステイクの録り直しが簡単に行なえるリテイク録音機能、再生スピードを調整可能なピッチシフト機能などが利用できる。
記録メディアはSD/SDHCカード。パスワードを設定して記録済みデータへのアクセスを制限するキーロック機能を備える。
入力はXLR/TRSコンボジャック×2と、3.5mmミニ×1、同軸デジタル×1を装備。XLRはマイクや楽器からの入力、標準(TRS)と3.5mmミニはライン入力に対応。XLR/TRSコンボジャックにはロック機構を備える。48Vファンタム電源にも対応する。
周波数特性は20Hz~24kHz(±1dB)、ダイナミックレンジは85dB。感度はXLRが1.2mVrms/4.2kΩ、TRSが0dbu/4.2kΩ、3.5mmミニが500mVrms/20kΩ。SN比はマイク入力が65dB、ライン入力が85dB。THD(高調波歪率)はマイク入力が0.08%、ライン入力が0.02%。
出力はRCAアナログと、標準ジャックのヘッドフォン端子。ステレオスピーカーも内蔵する。そのほか、データ転送用のUSB2.0端子を備える。
単3形電池4本で駆動し、約7時間動作可能。付属のDCアダプタも利用できる。外装は携帯性に優れ、コンパクトで堅牢なデザインで、録音レベル表示が可能な有機ELディスプレイも備える。外形寸法は170×105×40mm(縦×横×厚さ)、重量は353g。