ニュース

スカパー、4K放送の2018年実用放送開始に向けてグループ内放送事業再編

 スカパーJSATホールディングスは、スカパー・ブロードキャスティングが東経124/128 度CS放送において行なう衛星一般放送業務の事業を、12月1日付でスカパー・エンターテイメントに吸収分割し、承継すると発表した。

 スカパー・ブロードキャスティング(SPBC)は、今後、2K(HD)番組制作のほか、スポーツや音楽ライブ等の4K番組制作の実績を生かし、制作や制作技術業務の拡大を目指すとともに、デジタルコンテンツ事業など新たな事業領域への展開を進めていく。

 スカパー・エンターテイメント(SPET)は、2018年に実用放送開始が予定されている、東経110度CS放送(左旋)における4K放送の衛星基幹放送業務の認定を申請する予定。スカパーグループ内における衛星放送事業者をSPETに一本化することで、業務の効率化やグループ内の放送事業の基盤を強化する。