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Lightning直結、アプリで音色を切り替えられるラディウスの“スマートイヤフォン”
2016年10月18日 13:48
ラディウスは、iPhone 7などのLightning端子に直接接続でき、アプリと連携して音響効果を切り替えられるイヤフォン「HP-NHL21」を10月27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,000円前後(税込)。カラーはブラック(K)とレッド(R)を用意。同社は「スマートイヤフォン」とアピールしている。
Lightning端子に直結、デジタル信号のまま音楽を伝送し、イヤフォン側に搭載したDACでアナログ変換し、再生する。「通信機器の電波によるノイズを低減すると共に、高い明瞭感と芯のある力強い音質を低音豊かに再現する」という。DACは48kHz/24bitまでサポートする。
対応端末はiPhone 7 Plus/7/SE/6s Plus/6s/6 Plus/6/5s/5c/5、iPod touch 第5/6世代、iPad Pro/mini 4/mini 3/mini 2/mini、iPad Air 2/Air、iPad 第4世代。
イヤフォン部分には、High-MFD構造(high magnetic flux density system)を採用。ダイナミックドライバのボイスコイルから漏れる磁束をマグネットの反発磁力によって閉じ込め、磁束密度を高めることで感度や音質を高めるというもの。ユニットのサイズは13mm径。「トランジェント特性に優れ、高音域から低音域まで、きめ細かいディテールを損なうことなくクリアで歯切れの良い音質」だという。出力音圧レベルは102dB、再生周波数帯域は5Hz~24kHz。
ラディウスのハイレゾ対応プレーヤーアプリ「NePLAYER」、「NePLAYER Lite」と連携可能。アプリに搭載されているイコライザとサラウンド効果を、イヤフォンに登録・切り替えできるのが特徴で、「世界初のアプリケーション連携型スマートイヤホン」としている。
音響効果は、HP-NHL21用にチューニングされたドライバをストレートに楽しめるという「スタンダード」、低域と高域のピークをさらに際だたせ、ヴォーカル曲に適しているという「ポップ」、低域と高域のビートを強調し、中域(歌用)に1カ所増幅ポイントを設けた「クラブ」、低域から中域をメインに強化、歌やリズムを強調する「アニソン」などの設定を用意。ユーザーがオリジナルで設定を作成する事もでき、15種以上の音色が楽しめる。
イコライザ設定はリモコンのボタン一つで切り替えられる。楽曲の再生/停止、曲送り/戻し、早送り/巻き戻し、ボリューム調整、受話/終話、Siriの起動もリモコンから操作可能。マイクは音を360度から集音できる。ケーブルはY型で、長さは1.2m。イヤーピースはXS/S/M/Lの4サイズを同梱する。