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Apple、第4四半期のiPhone売上は前年割れ。サービスは過去最高の24%成長

 米Appleは25日(現地時間)、2016年度第4四半期(2016年7~9月)の業績を発表した。売上高は469億ドル(前年同期515億ドル)、純利益は90億ドル(同111億ドル)で、減収減益となった。利益率は38%(前年同期は39.9%)、米国外での売上は62%。

iPhone 7 PlusとiPhone 7

 iPhoneの販売数は前年比5%減の4,551万台(前年同期4,804万台)、iPadは同6%減の926万台(同988万台)、Macは14%減の488万台(同570万台)で、いずれも減少している。売上高はiPhoneが前年比13%減の281億ドル(前年同期は322億ドル)、iPadは横ばいの42億ドル、Macが同17%減の57億ドル(同68億ドル)。

 Apple WatchやiPod、Apple TVは「その他」扱いで台数や個別の売上は公開していない。その他全体の売上高は前年同期比約22%減の23.7億ドル。Apple PayやApp Store、AppleCareなどのサービスの売上は24%増の63.2億ドル。

 ティム・クックCEOは「iPhone 7とiPhone 7 Plus、Apple Watch Series 2に対する大きな反響を非常に喜んでいる。サービス関連の売上は過去最高となる24%の成長で、ビジネスに強い勢いがある」とコメントしている。