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RME、最上位インターフェイス「Fireface UFX+」発売。MADI対応で実売30万円

 シンタックスジャパンは、USB 3.0/Thunderboltを備えたRMEのフラッグシップインターフェイス「Fireface UFX+」とMADIインターフェイス搭載の「MADIface Pro」を10月26日より発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はFireface UFX+が30万円前後、MADIface Proが15万円前後。

Fireface UFX+

 44.1kHz/48kHzで最大64chづつの入出力を扱える「MADI」を備えたRMEのオーディオインターフェイス。いずれも6月に国内発表されていたが、発売とともに価格も明らかとなった。

 「Fireface UFX+」は、USB 3.0に加え、RME初のThunderbolt対応となるインターフェイス。12ch(アナログ)+16ch(ADAT)+2ch(AES)+64ch(MADI)の合計94chの入出力に対応し、自在にコントロール可能。入力した信号を直接USBメモリなどに録音できる「DURec」にも対応し、最大76chの録音が可能。機材をなるべく少なくしたいライブレコーディングにも適しているという。

 AD/DAコンバータを一新するとともに、アナログ回路も全面的に最適化し、S/NとTHDが向上。ヘッドフォン出力も刷新し、出力を向上している。

 「MADIface Pro」はUSB 2.0接続で、MADIインターフェイスを搭載。MADIとアナログ入出力とあわせて、68chの入出力が可能となる。スタンドアロンモードも備えており、PC画面がなくても操作可能。また、iPadアプリの「Total Mix FX for iPad」を用いて、iPadからのコントロールにも対応する。

MADIface Pro