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ポータブルプレーヤー「L5 PRO」がDSD 5.6MHz対応など大規模アップデート
2016年11月25日 14:08
サイラスは、LUXURY&PRECISIONブランドのポータブルオーディオプレーヤー「L5 PRO」のファームウェアアップデートを26日0時から開始する。最新ファームウェアのVer.1.0.1.3では、DSDネイティブ再生だけでなく、PCM変換再生に対応。さらに、DSD128(5.6MHz)再生にも対応した。
L5 PROは、32bit/192kHzまでのPCMやDSDネイティブ再生に対応したポータブルオーディオプレーヤーで、アルミ削り出しボディを採用。ディスプレイは3.5型/480×320ドットのIPSで、内蔵メモリは32GB。microSDカードスロット(microSDXC対応)も備えている。
出力ゲインはUltra Low/Low/Mid/High/Ultra Highの5段階で調整可能。対応ヘッドフォンインピーダンスは16~32Ω。バッテリ容量は3,150mAhで、電池持続時間は約12時間。外形寸法は123×63×16.9mm(縦×横×厚み)、重量は190g。直販価格は118,800円(税込)。
今回のアップデートでは、OSアップグレードの仕組みなど大きな変更を加えており、日本語ファームウェアでの安定性向上なども図られている。アップデート内容は以下の通り。
- 音声出力設定の項目にDSDデコード設置モードを追加(DSDネイディブ再生モードとPCM変換再生モードの切り替えが可能)
- USB接続オーディオモードを追加
- AACフォーマット対応
- PNGフォーマットのアートワークに対応
- CUE及びLyricファイルのフォントに、UNICODEへのサポート
- VBR MP3ファイル再生時間表示の誤差を修正
- DSD128及びDXDのファイルへの対応
- DXD(flac フォーマット)のファイルの再生問題を改善。またDXD WAVファイル
切り替えする際に発生するノイズも改善 - Mac OSで自動作成された隠しファイルによる再生順番問題を修正
- バッテリー残量表示の改善
- 音量調整のレスポンスを改善
- メディアライブラリで最大6,000曲の格納が可能になる
- ID3の読み込み問題を改善
- 日本語の翻訳を修正
- 他の合理化及びバグの改善(日本向けのファームの安定性)