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カールツァイスからVRヘッドセット。ピント調整不要で「歪みのない高精細なVR体験」

 カールツァイスは、別売のスマートフォンを内部に搭載するタイプのVRヘッドセット「ZEISS VR ONE Plus」を12月9日に発売する。価格は15,800円。Google Cardboard SDKに対応しており、iOSやAndroidスマートフォンと組み合わせて、豊富なVRアプリが楽しめる。

ZEISS VR ONE Plus

 ユニバーサルトレー方式を採用し、4.7型~5.5型までのスマートフォンを搭載可能。装着時のピント位置調整は不要で、眼鏡をかけたままでも使用でき、「光学専業メーカーとして100年以上の実績を持つツァイスならではの先進の光学設計によるもの」としている。

 視野は約100度で、「隅々まで歪みのない高精細なVR体験が得られる」という。IPD(瞳孔間距離)は53~77mm。ヘッドストラップも同梱する。

 業務用CADマーケットにも展開。インフォマティクスが、CADパッケージの一部として、12月5日に受注開始予定。3DデータからVRコンテンツを制作できる低価格なコンバータと、ツァイスのVRヘッドセット、専用のフリービューワなどを組み合わせたもので、住宅・建築設計を中心としたビジネス展開を行なう。