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DJI「Inspire 2」の最高速が時速108kmから94kmに変更。「動画品質や安定性考慮」

 DJIは、別途カメラを搭載する事で5.2K/30pや、4K/60p撮影に対応するドローン「Inspire 2」の仕様について、11月の発表時は「離陸から4秒で時速80kmまで加速でき、最高時速は108km」としていたが、撮影動画の品質や安定性を考慮した結果、時速80kmに達する時間を5秒間、最高速度は94kmに変更した。

Inspire 2

 「Inspire 2」は2016年12月~2017年1月頃の発売を予定している、新型のドローン。価格は361,000円(税込/カメラ別売)。高い飛行性能を誇り、狭いエリアや寒冷地での飛行に対応するための機能も備えている。

 その性能について、発表時は「離陸から4秒で時速80kmまで加速」、「最高時速108km」とアナウンスしていたが、「機体のさまざまな部品やカメラジンバル、推進システムにおいて、さらなる最適化とテストを行なった結果、仕様変更を確認した。この仕様変更は、速度によって撮影動画の品質や安定性が損なわれないため」と説明している。離陸から時速80kmに達する時間は5秒、最高速度は94kmとなる。

 DJIでは、「Inspire 2は、プロの映像制作者やクリエイター向けの世界で最もパワフルで汎用性に富む空撮プラットフォーム」としながら、「この仕様変更が、極限の可能性を追求するクリエイターの皆様にとって、重大な変更であることを認識している」とし、既にInspire 2を予約しており、予約内容の変更やキャンセルを希望する場合は、予約した販売代理店、もしくはDJIストアに問い合わせるよう案内している。