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DSDネイティブのDACアンプにもなる、約29,000円の「SEIUN PLAYER JR-2S」

 STAYERホールディングスは、米CYBERDRIVE製のハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー「SEIUN PLAYER」の新機種「JR-2S」と「JR-1S」を12月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、ポータブルDAC/アンプとしても使えるJR-1Sが29,000円前後、再生機能のみのJR-1Sが27,000円前後。カラーはそれぞれシルバーとガンメタルの2色を用意する。内蔵メモリは64GB。

JR-2S

 両機種とも最高384kHz/32bitのPCM(WAV)や、FLAC、Apple Lossless(ALAC)、APEなどに対応したプレーヤーで、DSD 2.8MHzのPCM変換再生にも対応。上位機種JR-2Sのみの特徴として、パソコンやAndroid端末などのポータブルDAC/アンプとしても利用可能で、その場合はDSD 11.2MHzまでのネイティブ再生にも対応する。

 両製品は、これまでイベントなどでテスト販売されていた「JR1/JR2」のアップグレード版で、ユーザーの声を反映して、単体でのDSD再生対応や、ユーザーインターフェイスの変更を行なっている。

JR-1S

 前述したDAC/アンプ機能以外は両機種共通。搭載するDACチップはESS製の「9018Q2C」。MP3/AAC/WMAの圧縮音源も再生可能で、MP3などもアップスケーリングして“自動的にハイレゾ級(384kHz/32bit)の音源データに変換して再生する”という「CAEE(CYBERDRIVE Audio Enhance Engine)」を搭載している。

 アンプ出力は70mW(16Ω)、内蔵バッテリは1,800mAhで、連続再生時間はハイレゾ再生時は約15時間、ハイレゾ以外の場合は約30時間。外形寸法は112×48×10mm(縦×横×厚さ)、重量は約100g。