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パナソニック、MLF振動板と新HDドライバ搭載で約1万円のハイレゾイヤフォン

 パナソニックは、新「HDドライバー」搭載のイヤフォン4モデルを'17年1月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、超多層フィルムの「MLF振動板」を備えた「RP-HDE5」が10,000円前後、同モデルにマイクリモコンを備えた「RP-HDE5M」が11,000円前後、MLF振動板ではない「RP-HDE3」が7,000円前後、同モデルのマイクリモコン付き「RP-HDE3M」が8,000円前後。いずれもハイレゾ対応となっている。

RP-HDE5

 カラーは、RP-HDE5がシルバー(S)、ゴールド(N)の2色。RP-HDE5Mがシルバーのみ。RP-HDE3がブラック(K)、シルバー(S)、ブルー(A)、ピンク(P)、ブラウン(T)の5色。RP-HDE3Mがブラックのみ。

RP-HDE3

RP-HDE5/HDE5M

 11mm径の「HDアキシャルドライバー」と、超多層フィルムのMLF振動板を採用。不要な残響を残さず、高い応答性と高解像度再生が行なえるという。音の通り道を同軸に配置した「ドライバの能力を最大限に引き出す高レスポンスサウンド構造」を特徴としている。

マイクリモコン付きの「RP-HDE5M」

 アルミ削り出しの大口径ポートとホーン型イヤーピースも採用し、不要な共振を抑えながら、音の伝搬効率を向上。低域から高域まで、歪みが少なくクリアな音質としている。アルミボディにより「貴金属を意識したメタルコンシャスなデザイン」に仕上げている。

 RP-HDE5Mは、スマートフォンの応答や音楽のコントロールに利用できるマイク付きリモコンを装備する。

 再生周波数帯域は5Hz~45kHz、音圧感度は110dB/mW、インピーダンスは20Ω。ケーブルはOFCリッツ線で、長さは約1.2m。プラグはL型ステレオミニで、RP-HDE5は3極、RP-HDE5Mは4極。ケーブルを除く重量は約7g。イヤーピースはXS/S/M/L/XLの5サイズ。キャリングケースやケーブルアジャストホルダーなどが付属する。

RP-HDE3/HDE3M

 11mmのHDのアキシャルドライバーを搭載するが、振動板はMLFではないモデル。ユニットキャップ部にアルミを使用。「本体からイヤーピースまでをシックにまとめるワントーンデザイン」とし、5色のバリエーションにより、小物などとのカラーコーディネートを楽しめるという。

マイクリモコン付きの「RP-HDE3M」

 RP-HDE3Mは、スマートフォンの応答や音楽のコントロールに利用できるマイク付きリモコンを備える。再生周波数帯域は5Hz~40kHz、音圧感度は106dB/mW、インピーダンスは20Ω。ケーブルはOFCではないリッツ線で、長さは約1.2m。プラグはL型ステレオミニで、RP-HDE3は3極、RP-HDE3Mは4極。ケーブルを除く重量は約6g。イヤーピースはXS/S/M/L/XLの5サイズ。ポーチやケーブルアジャストホルダーなどが付属する。