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カーボンナノチューブ採用の左右完全分離型Bluetoothイヤフォン「Air」
2016年12月28日 12:09
バリュートレードは、クラウドファンディングサービスのMakuakeにおいて、左右完全分離型のBluetoothイヤフォン「Air by crazybaby」の日本発売に向けた資金集めをスタートした。目標金額は100万円で、12月28日11時20分現在は14,400円が集まっている。一般販売予定価格は19,310円(税込)だが、限定200人に25% OFFの14,400円(税込)で販売する支援コースなどが用意されている。製品発送は'17年4月を予定している。
crazybabyが開発した製品で、米国のクラウドファンディングサービスIndiegogoで、279万ドル(3.2億円/12月27日時点)を集めている。日本販売に向けたクラウドファンディングプロジェクトの実行者はバリュートレードで、同社がCrazybabyの日本正規代理店となり、初期不良の交換や製品保証、購入後のアフターケアも担当するという。
左右のイヤフォン間を接続するケーブルも無い、完全分離型のBluetoothイヤフォン。IPX6の防水性能を備えており、ランニングなどのスポーツ時の利用も想定している。カラーはブラックとホワイトで、ホワイトの付属ケースはシルバー。
音質面の特徴は、5.2mm径ダイナミック型ドライバの振動板にカーボンナノチューブ技術を応用した事。カーボンナノチューブは、アルミニウムの半分の軽さで鋼鉄の20倍の強度を備えており、「軽さと強さが必須となる振動板にとても適している。チューブ状の構造のため充分な内部損失も備えており、振動板として最も理想的な素材」だという。
ネオジウムマグネットの磁気回路を採用。再生周波数帯域は8Hz~24kHz。インピーダンスは16Ω。感度は101dB SPL/1mW。
Bluetooth 4.2に対応。最新のCSRチップセットを採用する事で、安定した接続が可能だという。スマートフォン向けのオリジナルアプリも用意しており、ユーザーが好む音質に、イコライジングする事も可能。
MEMS技術を取り入れたマイクも備えており、左のイヤフォンをダブルクリックする事で、iOSのSiriや、Googleの音声検索サービスに話しかける事が可能。ハンズフリー通話も可能。通話向けのノイズキャンセリング機能も備えており、クリアな音で会話ができるという。
イヤフォンにバッテリを内蔵し、音楽再生3時間、通話は4時間可能。収納ケースにもバッテリを内蔵。イヤフォンを収納しながら充電も可能で、ケース充電も組み合わせる事で、最長15時間の音楽再生、または20時間の通話が可能。
装着時のフィット感にもこだわり、数百人のモニター調査の末に、人間工学に基づいた本体形状である「スポーツスリーブ」を開発。フィットするだけでなく、「医療現場でも使用されるシリコンの使用や超軽量設計など、快適性にもこだわった」という。イヤーピースは4サイズを同梱する。