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ローランド、自分が演奏している動画を高音質でスマホ撮影できる小型ミキサー

 ローランドは、楽器を演奏している様子をスマートフォンで撮影する際に、演奏音と動画を高音質で手軽に同時収録できる小型オーディオ・ミキサー「GO:MIXER」(ゴーミキサー)を3月に発売する。価格はオープンプライス。想定売価は11,000円前後とみられる。Lightning端子を搭載したiOS 10端末、もしくはUSB-OTG対応のAndroid 6.0端末で利用できる。

スマホ向けの小型オーディオ・ミキサー「GO:MIXER」

 スマホで自分の演奏を撮影し、YouTubeやSNSに投稿する際、スマホの内蔵マイクでは周囲の雑音を拾ったり、音が歪む場合がある。高音質で収録する場合は、映像と別に音を収録して合成する必要があるが、複雑な編集作業を伴うこともある。

 GO:MIXERはそうした問題を解決するため、手軽に高音質な動画を収録するためのオーディオ・ミキサー。8chの入力、2chの出力に対応。入力端子として、標準端子のINSTRUMENT(L/MONO、R)×1、ステレオミニ×2、マイク(標準端子/プラグインパワー非対応)×1、GUITAR/BASS(標準端子/ハイ・インピーダンス対応)×1を搭載。

 ボーカル・マイク、ギター、キーボード、音楽プレーヤー、ドラムマシンなどを接続。動画を撮影しながら、音声はGO:MIXERに接続した機器からの音を収録できる。なお、一部のAndroid端末、またはアプリの仕様によりモノラル録音になる場合がある。

 スマートフォンとはUSBで接続し、USBバスパワーで動作。ACアダプタは不要。

 モニター出力も備えており、リアルタイムで音を確認しながらミキシングも可能。カラオケ感覚が楽しめる、センター・キャンセル機能も備えている。

 消費電流は40mA。Lightning to USBマイクロBの50cmケーブルや、USB OTGマイクロ(Bタイプ) to USBマイクロBタイプケーブル(50cm)も付属する。外形寸法は95×95×28mm(縦×横×厚さ)で、重量は100g。