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富士通テン、ECLIPSEのタマゴ型スピーカーを気軽に楽しむCDレシーバとのセット

 富士通テンは、「ECLIPSE ホームオーディオシステム」の新製品として、タイムドメイン(時間領域)理論に基づいたスピーカーとCDレシーバのセット2製品を3月上旬に発売する。価格は、スピーカーにTD307MK2Aを採用した「CDR1 307パック」が79,000円、TD508MK3採用の「CDR1 508パック」が153,000円。いずれも1,000セットの限定となる。

CDR1 307パック

 ネットワークオーディオなどに難しさを感じるユーザーに向け、CD再生などを簡単に高音質で楽しめるオールインワンシステムとして製品化。独自の「エッグシェル・コンストラクション」(卵型構造)が特徴のECLIPSEスピーカーの既発売エントリーモデルTD307MK2Aと、TD508MK3を採用している。

 CDレシーバは2セットとも共通で、電圧の安定化を図る3段インバーテッドダーリントン回路を搭載して過渡特性を高めているほか、CD専用設計のドライブの搭載により低ノイズ化。スピーカー端子はネジ式で金メッキ仕様。アンプ出力は定格22W×2ch(4Ω)、最大30W×2ch(同)。

CDR1 508パック

 デジタル音声入力は、光/同軸デジタルと、iPhone/iPodまたはUSBストレージ接続用のUSBを装備。アナログはライン入力(RCA)とステレオミニ入力で、ライン出力やサブウーファプリアウト(RCA)、ヘッドフォン出力(ステレオミニ)も装備。FM/AMラジオチューナも備える。消費電力は68W(待機時0.1W)。外形寸法は215×331×119mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.8kg。

 「CDR1 307パック」に含まれるスピーカーのTD307MK2Aは、6.5cm径のフルレンジユニットを備えたシリーズ最小/最軽量ながら、上位モデルと同様の技術を投入したという。重量は1.5kgで、壁や天井に取り付けも想定している。

 「CDR1 508パック」には、8cm径フルレンジユニットのTD508MK3を採用。卵型エンクロージャにより大きな内容積を持たせており、ユニットのスムーズなストロークと、音域の拡大を図っている。重量は約3.5kg。