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4K/60pやHDR対応、超解像アップスケールも可能なラトックの4入力HDMI切替器
2017年2月21日 17:33
ラトックシステムは、4K/60p映像やHDRにも対応した4入力1出力のHDMI切替器「REX-HDSW41-4K」を3月上旬に発売する。価格は44,800円。
4K/60p/4:4:4、HDCP2.2、HDR10のHDR映像にも対応した切替器。ソシオネクスト製チップを採用している。HDMIのHEC、ARC、MHLには対応していない。
4入力、1出力を備え、4台のBDプレーヤー、レコーダ、ゲーム機などを切り替えながら、1台のテレビやディスプレイに出力できる。ドルビーTrueHDやDTS-HD MasterAudioなどの伝送にも対応。
1080pまでの2K映像にも対応しており、4K映像への超解像アップスケール技術も搭載。入力切替用の付属リモコンに「2K→4K」ボタンを備え、アップスケールのON/OFFができる。
ハイスピードHDMIケーブルを使った場合、最大10mまでの長さに対応。1080pを超える映像の場合はHDMIプレミアム認定取得のHDMIケーブルを利用する必要がある。
HDMI入力に加え、パソコンと接続するためのシリアルRS-232Cポートも用意。パソコンからのコマンド入力で、本体を操作する事も可能。
外形寸法は243×85×25mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約530g。消費電流は最大850mA。ACアダプタが付属する。
4K/60p対応のHDMIケーブルも
4K/60p、4K/30pに対応したHDMI光ファイバーケーブル「RCL-HDAOC4Kシリーズ」も3月上旬に発売する。製品名と価格は、4K60p対応の10m「RCL-HDAOC4K60-010」が78,000円、20mの「RCL-HDAOC4K60-020」が96,000円。4K/30p対応の10m「RCL-HDAOC4K30-010」が60,000円、20mの「RCL-HDAOC4K30-020」が72,000円。
どちらのモデルも、4K映像を最大20mまで引き回し可能。4K/60p対応モデルは、最大18Gpsでの伝送が可能。VIA製の光ファイバーを採用。電磁妨害などの外的ノイズに強く、伝送時における信号ロスを低減。屈折性にも優れるという。