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1月の4K TV出荷台数は182.8%で全体の3割超。電子機器出荷額は前年比104.6%

 電子情報技術産業協会(JEITA)は21日、2017年1月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。1月の電子機器の出荷金額は前年同月比104.6%の955億円となった。内訳は、映像機器が同97.7%の426億円。音声機器が同104.9%の73億円、カーAVC機器は同111.9%の457億円だった。

民生電子機器国内出荷実績推移(金額)
出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 2017年1月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比87.6%の30万5,000台。このうち、4K対応テレビは前年比182.8%の97,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は31.7%。4Kテレビの出荷金額は171億円となり、薄型テレビ全体の出荷金額279億円に占める割合は61.2%となった。ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比126.5%の12万8,000台。テレビ全体における割合は41.8%となった。

 サイズ別では、29型以下が同66.7%の78,000台、30〜36型が同78.9%の74,000台、37〜49型が同117.9%の98,000台、50型以上が同100.6%の55,000台。構成比は順に25.5%、24.3%、32.2%、18.1%。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比88.2%の16万2,000台で、3カ月ぶりのマイナス。内訳は、BDレコーダが同80.9%の11万台、BDプレーヤーが同108.9%の52,000台。DVDビデオは同81.6%の37,000台。ビデオカメラは同72.7%の68,000台だった。

 システムオーディオの出荷台数は10万5,000台。スピーカーシステムは61,000台。ステレオヘッドフォンは前年比100.9%の66万5,000台。ラジオ受信機は同99.7%の10万4,000台、ICレコーダは同84.4%の53,000台で、どちらも4カ月連続マイナス。

 カーAVメインユニットは前年比90.7%の20万1,000台で2カ月ぶりのマイナスに転じた。カーナビは同119.9%の45万9,000台で10カ月連続プラスだった。