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デジタルラジオAmanekがカーナビと連動。番組で紹介した場所を目的地設定

 V-Lowマルチメディア放送「i-dio」のドライバー向けデジタルラジオ「Amanekチャンネル」は3日、デジタルラジオ放送とカーナビの連動サービスを開始。番組内で「道の駅情報」などドライブ・観光情報とともに、紹介したスポットの位置座標データを放送波に載せて配信する。これに合わせ、iOS/Android用アプリをVer.1.3.0にアップデート。紹介スポットの位置情報をカーナビに転送して、簡単に目的地や経由地に設定できるようになる。

Amanekチャンネルアプリ更新で、カーナビ連携機能を追加

 Amanekチャンネルは、車を運転しているリスナーの現在地に合わせた天気を伝えたり、ドライブ情報を自動音声読み上げで提供するといった、放送とデータの連携機能が特徴。Amanekチャンネルアプリをインストールしたスマホを、i-dio車載対応TunerBoxとワイヤレス接続して受信することも可能。運営はアマネク・テレマティクスデザイン。

 今回のAmanekチャンネルアプリのアップデートでは、デンソーのカーナビ向けスマホアプリ「Navicon」と連携し、番組内で紹介されるスポットの位置座標をカーナビに転送する機能を追加。リスナーが所在地を調べたりカーナビに目的地を入力する手間を省くという。

 放送波で受信した紹介スポットをアプリ内から選び、「NaviConに送る」をタップするだけで、Navicon対応カーナビにスポットの位置座標データを転送できるようになる。紹介されたスポット情報はAmanekチャンネルアプリ内に保存され、放送後のカーナビ設定も可能。

 Ver.1.3.0ではこの他、コントロールセンター(iOS)/通知エリア(Android)に対応。放送内容の表示や音量コントロール、チャンネル変更、再生/停止が可能になる。

 車載機とスマホをBluetooth接続すると、車のハンドルスイッチやカーナビ画面での選局、音量調整が行なえる。チャンネル名や曲名など放送内容の表示も可能。

 その他、ジャケット画像表示やロボットナビゲーターの音量修正、不具合修正などが行なわれる。