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「Fate/Zero」全話収録の低価格BD-BOX。stay night第三ルート映画化、Apocryphaは7月

 2011年よりテレビ放送されたアニメ「Fate/Zero」。その全話を収録した、低価格なBlu-ray BOX「Fate/Zero Blu-ray Disc Box Standard Edition」が9月20日発売される。価格は27,000円。品番はANSX-13431。販売元はアニプレックス。

Fate/Zero
(C)Nitroplus/TYPE-MOON・ufotable・FZPC

 全25話をTV未放送部分を含むオリジナルエディションで完全収録。ディスクは4枚組。武内崇による描き下ろしジャケットを使ったBOXとなっている。

 同作品は、2012年に完全生産限定版がBD-BOX化されており、BOX 1は38,000円、BOX 2は34,000円で発売。合計すると72,000円だが、今回のStandard Editionは27,000円と、45,000円低価格になっている。ただし、既発売のBOXに収録していた特典CDなどは含まれていない。

 なお、既発売BOXに収録されていた梶浦由記による劇伴全56曲に加え、ライブアレンジ楽曲も新たにレコーディングして収録したオリジナルサウンドトラックも9月20日に発売される。CD全3枚組で、ufotableによる描き下ろしジャケットを採用。価格は3,800円。品番はSVWC-70271。

 「Fate/Zero」は、TYPE-MOONの人気ゲーム「Fate/stay night」からのスピンオフ作品。聖杯を求めて戦いを繰り広げる“聖杯戦争”を描いた作品で、7人のマスターが、それぞれサーヴァントと呼ばれる使い魔のような存在を召喚し、サーヴァント同士を戦わせて決着をつけるというもの。サーヴァントは過去の英雄の霊であり、例えば衛宮切嗣が召喚する騎士・セイバーという少女は、かの“アーサー王”の英霊。

 「stay night」は、セイバーと契約した少年・衛宮士郎が、聖杯戦争に巻き込まれていく物語だが、前日譚となる「Zero」では士郎の父・衛宮切嗣達の戦いが描かれる。

Fate/stay nightの第三のルートが全三章で劇場アニメ化

 前述の「Fate/stay night」“第三のルート”が、全三章で劇場アニメ化する事も決定した。第一章のタイトルは劇場版「Fate/stay night[Heaven’s Feel] Ⅰ.presage flower」。2017年10月14日の公開となる。

Fate/stay night[Heaven’s Feel] Ⅰ.presage flower
(C)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

 原作は奈須きのこ/TYPE-MOON、監督は須藤友徳。音楽は梶浦由記。アニメーション制作はufotable。上映劇場などは公式サイトに掲載されている。

新テレビアニメ「Fate/Apocrypha」は7月放送スタート、Netflix独占配信

 「Fate」の作品群の中でも、最大規模の聖杯戦争“聖杯大戦”を描く、TVアニメ「Fate/Apocrypha」(原作 東出祐一郎/TYPE-MOON)の放送が7月からスタートする。“赤の陣営・七騎 VS 黒の陣営・七騎”の壮絶なバトルロイヤルが展開。放送局はTOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビ、MBS。配信はNetflix独占となる。

Fate/Apocrypha
(C)東出祐一郎・TYPE-MOON/FAPC

 監督は浅井義之。キャラクターデザインは山田有慶。制作はA-1 Pictures。声の出演は花江夏樹、坂本真綾、内山昂輝ほか。

 かつて、冬木と呼ばれる街で執り行われていた、七人の魔術師と英霊たちによる「聖杯戦争」。しかし第二次世界大戦の混乱に乗じて、“とある魔術師“が聖杯を強奪する。

 数十年が経ち、その聖杯を象徴に掲げたユグドミレニア一族は、魔術協会からの離反、独立を宣言。怒れる魔術協会は刺客を送り込むが、彼らが召喚したサーヴァントによって返り討ちに遭う。サーヴァントに対抗するにはサーヴァント。

 「聖杯戦争」のシステムが変更され、七騎対七騎というかつてない規模の戦争が勃発。かくして、ルーマニア・トゥリファスを舞台に空前絶後の規模の戦争「聖杯大戦」が幕を開ける。

TVアニメ「Fate/Apocrypha」 PV第2弾
(C)東出祐一郎・TYPE-MOON/FAPC
(C)東出祐一郎・TYPE-MOON/FAPC
(C)東出祐一郎・TYPE-MOON/FAPC

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