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ベンキュー、DyAcで“ひと際鮮明”な144Hz表示ができる27型ゲーミングディスプレイ
2017年3月31日 16:33
ベンキュージャパンは、「ZOWIE」ブランドの新製品として、ゲーム内の動きを鮮明表示できるという新技術「DyAC」(Dynamic Accuracy)に対応した、144Hz駆動の27型ゲーミングディスプレイ「XL2735」を4月7日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後。
「XL2730Z」の後継モデル。27型、解像度2,560×1,440ドットのWQHDディスプレイを採用しており、最大垂直リフレッシュレートは144Hz。同じ144Hzのディスプレイと比べても、「ひと際鮮明な表示ができ、素早く標的をとらえて一撃を加えられる」という「DyAc」技術を採用。「ゲーマーの思い通りの滑らかなゲーミング体験を実現する」としている。
TNのパネルで、輝度は250cd/m2。コントラスト比は1,000:1で、DCRを使った場合は1,200万:1。応答速度は5ms(グレー to グレーでは1ms)。
LEDバックライトのフリッカーを低減し、目の負担を軽減。ブルーライト軽減モードも用意する。
色の鮮やかさを調整することで、敵を見やすい状態にする「Color Vibrance」や、ゲーム中の見えにくい暗所や、明るすぎる場所を見やすくする「Black eQualizer」も搭載。
FPSやRTS用のモードを備え、「CS:GO」や「StarCraft」といったゲーム用に、BenQが独自にチューニング。元プロゲーマーも開発に協力しており、明るさ、コントラスト、シャープネスや色合いなどが調整されている。
マウスの動きとディスプレイ表示における、入力処理のラグを縮小することで、応答性を向上させるインスタントモードも用意。
ゲームに集中するためのアイシールドも付属。角度調節ができるほか、取り外す事も可能。ベゼルも反射を抑えたマットなデザインで、ゲームに集中できるという。
設定へのアクセスや、保存されたモードの切換えにはコントローラーの「S.Switch Arc」が利用可能。プロファイルを内蔵メモリに3つ保存できる。
入力はHDMI 1.4×1、HDMI 2.0×1、デュアルリンクDVI×1、DisplayPort×1を搭載。スピーカーは搭載していないが、ヘッドフォン出力とマイク端子は備えている。USB 3.0×3(ダウンストリーム×2、アップストリーム×1)も用意。
スタンドは140mmの高さ調整と、90度本体を回転させるピボット機能、左右各45度のスイーベルに対応。消費電力は最大65W。外形寸法は632.5×226×558.8~419.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.5kg。