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音楽プロデューサーZEDDのヘッドフォン「Double Zero 001」。オンキヨー製ドライバ

 オンキヨーは、音楽プロデューサーのZEDD(ゼッド)による新ブランド「Double Zero(ダブル ゼロ)」のヘッドフォン「Double Zero 001」をOEM受注し、出荷開始した。発売は4月19日で、販売はグッドスマイルカンパニー。価格は19,800円で、11日から予約を受け付けている。カラーはブラックとホワイトの2色。日本と米国を皮切りに、全世界での販売が計画されている。

Double Zero 001

 世界的に活動する音楽プロデューサーのZEDDが設立したオーディオアクセサリブランド「Double Zero」第1号製品となるオーバーヘッドタイプのヘッドフォンにおいて、高い音質クオリティを実現するため、オンキヨーに生産を委託。

 オンキヨーは、OEM事業として車載用スピーカーを中心としたスピーカーユニットの開発/生産を行なっており、2016年4月からはヘッドフォンのOEM/ODMビジネスを開始。振動板素材の開発からドライバ開発、完成品の音作りまで、オーディオで培ったノウハウを活かして行なっている。

 ヘッドフォン「Double Zero 001」は、オンキヨーが長年に渡って培ったアナログ技術を基盤に、再生周波数帯域10Hz~80kHzでハイレゾ音源をカバーする新開発のドライバを採用。「ZEDDが要求する質感まで描き出すリッチな重低音と気配まで再生する高解像な中高域、ダンストラックに埋もれがちなボーカルの息遣いや微細な金属振動をも知覚させる分解能」を実現したという。オーガニックサウンドからクラブミュージックまでオールラウンドにドライブ可能としている。

ブラックモデル

 製品のデザインや装着感などに関しては、オーディオからアニメまで日本の最先端カルチャーを世界に発信するデザイン集団「SF inc.」ともコラボレーション。音質だけでなく、製品としての美しさ、使い心地の良い装着感を目指し、両者のアイディアが活かされているという。

ホワイトモデル

 ハウジングは密閉型。端子はステレオミニで、標準プラグ変換アダプタも付属する。インピーダンスは32Ω、最大入力は1,000mW、ケーブルは着脱式で、長さは1.2m。本体のみの重量は224g。キャリングケースやポーチも付属する。

ZEDD来場のイベント開催、予約購入者を抽選で招待

 ZEDDは、ロシア生まれ、ドイツ・カイザースラウテルン育ちの音楽プロデューサー。2012年に発表された「クラリティ」がBillboard Hot 100で8位にランクイン。第56回グラミー賞・最優秀ダンスレコーディング賞を受賞。アリアナ・グランデをフィーチャーした「ブレークフリー」や、レディ・ガガ、ジャスティン・ビーバーらの楽曲プロデュース、リミックスを手掛ける。

 発売を記念し、ZEDDを招いたイベント「Double Zero + ZEDD Meet & Greet」を4月28日に東京・秋葉原のアキバCOギャラリーで開催。「Double Zero 001」の予約販売特典として、抽選で100名を招待する。

 時間は4月28日の18時~20時を予定。場所はアキバCOギャラリー(東京都千代田区外神田三丁目16番12号アキバCOビル 1F)。ZEDDによるミニトークショーと招待者全員へのサイン会を行なう。

 日本時間(JST)4月18日午後11時59分までの予約購入が対象となる。イベント参加には、Double Zero 001の持参も必要。

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