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「イオンシネマ シアタス調布」'17年秋開業、500席劇場や4DX。トリエ京王調布に

 イオンエンターテイメントは、東京都調布市の京王線調布駅前に、シネマコンプレックス「イオンシネマ シアタス調布」を 2017年秋開業する。11スクリーン、総座席数約1,650席の大型施設で、都内シネコン最大級という500席を超える最大劇場を配備。体験型アトラクションシアターの「4DX」も導入する。

 京王電鉄が京王線調布駅周辺で開発を進めている商業施設「トリエ京王調布」内に出店し、トリエ京王調布(A~C館)のうちC館の核テナントとしてオープンする。劇場名の「シアタス」は、映画館(シアター)に新たな付加価値を“足す”という意味を込めて命名した。

イオンシネマ シアタス調布が入る「トリエ京王調布」(C館)
シアタス調布ロゴ

 調布市内には映画・映像関連企業も多く、シアタス調布は、調布市が掲げる“映画のまち調布”の推進に向け、地域との連携と貢献を目指す。また、映画の上映だけでなく、音楽コンサート、スポーツ、演劇、ゲームなど、さまざまなコンテンツ上映劇場を行なう劇場を目標としている。

 シアタス調布の出店により、イオンエンターテイメントの劇場数は東京都内で 5 劇場、全国では 89劇場、755スクリーンとなる。

調布駅前商業施設は「トリエ京王調布」に

 京王電鉄は、調布駅再開発による商業施設名称を「トリエ京王調布」に決定。C館にイオンシネマ シアタス調布が入るほか、B館の核テナントはビックカメラで、1階~4階までの約4,700mm2で展開する。

「トリエ京王調布」(全体イメージ)
「トリエ京王調布」(A館)
「トリエ京王調布」(B館)はビックカメラ

 施設名称は、「調布の地に育まれる大樹として街と共に成長していきたい」という想いを込め、トリエ京王調布に決定。施設コンセプトは「調布らしいちょっとステキな生活」を掲げ、街のにぎわいの起点となるランドマークとして末永く愛される商業施設を目指すという。

トリエ京王調布のロゴ
各館位置図

 イオンシネマ シアタス調布やビックカメラに加え、京王百貨店のサテライト店舗や関東最大級の「成城石井」、オーナーが調布市出身・在住で珈琲焙煎工場併設の大型カフェ「猿田彦珈琲」など「調布らしさあふれる店舗」が多数出店する。

フロア構成