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ローランド、米Fluid Audioのモニタースピーカー。バイアンプ/バランスの「F5」など

 ローランドは、米Fluid Audioのモニタースピーカー4製品を5月12日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格(税込)は、バイアンプ搭載でXLR入力も備える「F5」が31,000円前後(ペア)、PEI振動板を採用したツイータ採用の「C5」が24,000円前後(同)、C5にBluetooth機能も搭載する「C5BT」が29,000円前後(同)で、いずれも5月12日発売。「F4」は6月発売で、21,000円前後(同)。

Fluid Audioのモニタースピーカー。左からF5、F4、C5

 「Fluid Audio」(フルイドオーディオ)は、数多くのスピーカーの開発に携わったKevin Zuccaro氏によって2010年に設立されたスピーカーブランド。今回発売となるスピーカーは4製品ともバランス/アンバランス入力に対応。カラーは各モデルでブラックとホワイトの2色を用意する。

ボリューム調整可能なフェーダーシリーズの「F5」、「F4」

 フロントパネルにフェーダータイプのボリュームコントロールを備えたモニタースピーカー。ペーパーコーンウーファとシルクドームツイータの2ウェイ構成で、ウーファはF5が5インチ、F4が4インチ、ツィータはいずれも1インチ。

F5

 F5は主にDAWや楽器用モニターとしての利用を想定。70W×2chのバイアンプ構成で、低域用が40W、高域用が30W。入力はXLRバランスとRCAアンバランス、TRS標準フォン(バランス/アンバランス)。再生周波数特性は49Hz〜22kHz。エンクロージャはフロントバスレフ。

 F4はデスクトップオーディオ用途も想定した製品。ClassABの15W×2chアンプを内蔵する。RCAアンバランスとTRS標準フォン(バランス/アンバランス)。再生周波数特性は69Hz〜22kHz。エンクロージャはリアバスレフ。

F4

 外形寸法/重量は、F5が176×195×260mm(幅×奥行き×高さ)/10kg(ペア)。F4が150×172×222mm(同)/6.5kg(同)。

フロントパネルのフェーダータイプのボリュームコントロール

高域を伸びやかに再生する「C5」。Bluetooth搭載モデルも

 C5とC5BTは、PEI樹脂製振動板を採用した1インチ径のツイータを搭載し、クリアで伸びやかな高周波特性を追求。5インチのペーパーコーンウーファとの2ウェイ構成。エンクロージャはリアバスレフ。再生周波数特性は54Hz〜22kHz。

C5
C5BT

 入力は、C5がRCAとTRS標準フォン(バランス/アンバランス)。C5BTはBluetooth機能によるワイヤレス音声入力と、光デジタル入力も備える。外形寸法/重量は共通で、174×195×256mm(幅×奥行き×高さ)/8.4kg(ペア)。