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au、速度やルートをオーバーレイ撮影できるアクションカムスマホ「TORQUE」
2017年5月30日 12:21
auは30日、スマートフォンの2017年夏モデルとして、アクションカメラとアクションオーバーレイ機能を備えたタフネス仕様の「TORQUE(トルク) G03 KYV41」を6月下旬に発売する。
auは同日にTORQUEを含めスマートフォン/フィーチャーフォン9機種を発表。「Xperia XZs」、「Galaxy S8」、「Galaxy S8+」、「AQUOS R」、「HTC U11」のほか、auオリジナルモデルとして、「TORQUE」に加え「Qua phone」、「MARVERA」、「かんたんケータイ」をラインナップする。
アクションカメラとアクションオーバーレイ搭載のTORQUE
TORQUE G03 KYV41は、4.6型HD液晶を備えた、京セラ製のAndroid 7.1スマートフォン。広角135度のスーパーワイドアクションカメラを搭載し、「躍動感のあるアクティビティや、眼前に広がる雄大な自然も、思いのままに撮影可能」としている。カラーはグリーン、ブラック、ブルー。
カメラは、1,300万画素CMOSのメインカメラ、200万画素CMOSのワイドカメラ、500万画素CMOSのサブカメラで構成。速度、経過時間、距離、高度、重力加速度、日時、ルートなど、各種センサーが取得するデータを重ねて撮影できる「アクションオーバーレイ」を搭載。撮影した動画をカット/結合してハイライトを作成できる。静止画撮影時もオーバーレイが可能。
防水防塵仕様で、21項目の試験をクリアした高耐久性能とタフネス設計も特徴。屋外や作業現場での通話利用や写真撮影を想定し、高さ1.8mから鉄板・コンクリートに製品を26方向で落下させるメーカー独自試験をクリア。また、ガラス割れを防ぐハイブリッドシールドと端末をガードする四隅のバンパー、背面カバーは金属ネジでロックしている。
片手でも握りやすく、押しやすいグリップ感のあるデザインを採用。また、カメラの基本操作を音声で操作できるボイスコントロール機能も搭載。腕を高く伸ばして撮影する場合など、スマホでのカメラ操作の不便を解消するという。右側面には指紋認証センサーも搭載する。
画面や手が濡れた状態でも使えるウェットタッチと、グローブをしたままでも使えるグローブタッチに対応。グローブタッチの常時設定も可能となっている。屋外で手が離せないシーンなどを想定し、外気圧や圏内圏外の切り替わりなどを音声で教える通知機能を搭載。
「海で使えるスマホはTORQUEだけ」としており、海の中での撮影や、魚を釣ったその場で記録できる「Fishing Log」に対応。新機能としてセーリングのトレーニングも可能な「Sailor's Log」を搭載する。なお、テレビ機能は搭載しない。
ストレージは約32GB、メモリは3GB。バッテリ容量は2,940mAh。外形寸法は約145×71×13.6mm(幅×奥行き×高さ/最厚部16.9mm)。重量は約198g。
TORQUEのHELLY HANSENコラボも
KDDIの田中孝司社長は「TORQUEはauオンリー。より壊れにくいスマホになった。夏ということで、季節に合った限定商品も出す」として、防水ウェアブランド「HELLY HANSEN」とのコラボレーションモデル「TORQUE G03 HELLY HANSEN LIMITED」を紹介。7月下旬よりauオンラインショップにて限定300台販売する。
1877年の創業から140周年を迎えたHELLY HANSENとのコラボモデルで、海原を快走するヨットのセールを想起させる白地に「HELLY HANSEN」のシンボルである赤いロゴを施したスペシャルデザイン。「HELLY HANSEN(ゴールドウイン)」が監修した、セーラーが自身のアクティビティルートを記録できるアプリ「Sailor's Log」も搭載する。
購入者には、オリジナル「フローティングキーホルダー」がプレゼントされる。鍵などをつけて水の中に落としてもしまっても浮き上がるキーホルダー。浮力は35gまで。光を反射する素材で、緊急時に使える笛付きとなっている。
さらに抽選で、海洋冒険家の白石康次郎氏のヨット「Spirit of yukoh」に体験乗艇できる「TORQUE×HELLY HANSEN」コラボレーション記念スペシャルイベント(神奈川県某所で9月に開催)に招待される特典も用意する。