ニュース

ノイマン、DSPを搭載した1台75,000円のアクティブモニタースピーカー

 ゼンハイザージャパンは、ノイマンのアクティブモニタースピーカー「KH 80 DSP」を6月22日に発売する。価格は1台75,000円。スタジオでの使用に加え、マルチチャンネルシステムのフロント/リアスピーカー、DTMのホームレコーディングにも使用できるという。

ノイマンのアクティブモニタースピーカー「KH 80 DSP」

 25mm径のツイータ、100mm径ウーファを搭載した2ウェイのブックシェルフ。ツイータ用とウーファ用に個別のアンプを内蔵したバイアンプ方式で、ツイータ用アンプの最大出力は70W、ウーファ用アンプは120W。クロスオーバー周波数は1.8kHz、全体の周波数特性は57Hz~21kHz ±3dB。

 高音域を水平軸により拡散するというMMDウェーブガイド設計を採用。Low-Midのイコライゼーションも可能で、0、-1.5、-3、-4.5dBから選択できる。

背面の調整パネル
背面の入力部

 シリーズで初となるDSPを搭載。2018年販売予定のアラインメントキット「PAK 1」(価格未定)を使い、ネットワーク経由でPC/Mac、Android/iOSタブレットのアプリ「Neumann.Control」から、システムの制御に対応。「音響的条件が異なる環境下でも一貫したサウンドを再現できる」という。

開発中のアプリ「Neumann.Control」。デザインは変更になる可能性がある

 アナログ入力はXLR/6.3mmのバランスを搭載。外形寸法は154×194×233mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.4kg。