ニュース

V-MODA、有線時はハイレゾ対応のBluetoothヘッドフォン「Crossfade II Wireless」

 ローランドは、有線接続でハイレゾ再生にも対応する米V-MODAのBluetoothヘッドフォン「Crossfade II Wireless」を23日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、マット・ホワイト(XFBT2-MWHITE)とマット・ブラック(XFBT2-MBLACKM)が各49,000円前後(税込)。ローズ・ゴールド・ブラック(XFBT2-RGOLDB)は51,000円前後(同)で、この機種のみaptXコーデックにも対応する。

Crossfade II Wireless ローズ・ゴールド・ブラック。aptX対応

 '16年発売「Crossfade Wireless」の音質を強化した上位モデルで、独自開発の50mm径デュアルダイヤフラムドライバに日本製CCAWコイルを採用。周波数特性は5Hz~40kHzで、付属ケーブルでの有線接続時はハイレゾ再生にも対応。感度は100dB/mW、インピーダンスは32Ω。

 新CCAWコイルは、アルミ線の表面を薄く銅で覆った銅クラッドアルミ線を採用。導電性に優れ、軽量化による物理的な振動レスポンスの向上で音の再現性を高めている。有線・無線どちらでも「シャープな高域から迫力のある低音までクリアなサウンドを実現する」という。

装着イメージ

 BluetoothのコーデックはSBCに対応し、ローズ・ゴールド・ブラックモデルのみ高音質コーデックのaptXもサポート。2つのデバイスとの同時ペアリングも行なえる。内蔵バッテリはUSB充電に対応し、フル充電時の連続使用時間は従来比15%アップの14時間。

Crossfade II Wireless マットホワイト(左)とマットブラック(右)

 イタリア・ミラノでデザインされ、ハウジングは同ブランドの特徴である六角形パーツを使用。人間工学に基づき柔軟性に優れた「STEELFLEX」ヘッドバンドは、頭を包み込むような心地よい装着感で長時間利用でも疲れにくいとする。また、折りたたむことも可能で持ち運びしやすくなった。米国防総省の軍用規格「MIL-STD-810」に準拠する耐久性や堅牢性を備える。

 重量は309g(ケーブルを含まず)。マイクリモコンを備えたケーブルや、充電用USBケーブル、カラビナ付きセミハードケース、変換プラグなどを同梱する。

ローズ・ゴールド・ブラックのパッケージ