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ユーザーの聴覚をアプリで測定し、補正するヘッドフォンアンプ「AUMEO AUDIO」

 ヒロモリは、クラウドファンディングのMakuakeにおいて、ユーザーの聴覚にマッチした調整を行ない、Bluetoothレシーバとしても機能するポータブルヘッドフォンアンプ「AUMEO(オウメオ) AUDIO」の支援募集を開始した。目標金額100万円。先着60個の19,966円(税込)コース、200個の22,350円(税込)コースなどを用意している。商品の配送は11月中を予定している。

ポータブルヘッドフォンアンプ「AUMEO AUDIO」

 AUMEOは、「AUDIO」と「ME(私)」を掛け合わせた造語。「あなたにぴったりの音を作り出せる夢のようなオーディオ」をコンセプトにしている。ヒロモリでは、人それぞれ、聴覚の違いにより、聴こえ方が異なるとし、「音楽プレーヤ―から耳に届くまでの聴覚感度をカスタマイズする」機能をAUMEOに搭載したという。

 利用法は、付属のステレオミニケーブルか、Bluetoothを使い、スマートフォンと接続。AUMEOのステレオミニ出力に、ユーザーが使っているイヤフォン/ヘッドフォンを接続する。

 その上で、スマホ用アプリ「AumeoHub」(iOS/Android)を起動。指示に従って左右の耳それぞれの聴覚測定を行ない、オーディオ・プロファイルを作成。この測定では、125Hz~12.5kHz間の8種類の周波数が流れ、ユーザーは自分が聴きやすいと感じるボリュームに調整する。このカスタマイズ技術は、「聴覚学者や耳鼻咽喉専門医の知見に基づき、科学的に検証されたもの」だという。プロファイルは複数作成できる。

聴こえ方の違いをイメージしたビジュアル
聴覚を補う、ベストなサウンドで再生できるとする

 設定をした上で、スマホなどで音楽を再生。AUMEO AUDIOを介して再生すると、ユーザーの聴覚に合った音で楽しめるという。これにより、「ボリュームを上げなくても本来のサウンドがよく聴こえる」としており、ボリュームの上げすぎによる耳へのダメージも防止できるという。

 外形寸法は55×55×12mm(縦×横×厚さ)、カラーはブラックとシルバーを用意。バッテリを搭載しており、フル充電で約10時間、Bluetooth接続では約8時間の使用が可能。充電時間は約2時間。

聴覚測定アプリで音質を最適化!次世代ヘッドフォンアンプ「AUMEO AUDIO」