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4K TV出荷額が初の7割超え、台数は4割に。電子機器全体は約11%増、JEITA 6月統計

 電子情報技術産業協会(JEITA)は24日、2017年6月の民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。6月の電子機器の出荷金額は前年同月比110.9%の1,160億円。内訳は、映像機器が同133.7%の588億円、オーディオ関連機器は同103.1%の71億円。カーAVC機器は同93.3%の501億円。

民生電子機器国内出荷実績推移(金額)
出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 6月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比108.9%の36万2,000台。このうち、4K対応テレビは前年比162.2%の14万4,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は39.9%。4Kテレビの出荷金額は295億円で、薄型テレビ全体の出荷金額413億円に占める割合は71.4%となり、統計開始以来初めて7割突破を記録した。また、ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比143.5%の17万台で、テレビ全体における割合は47%となり、統計開始からの出荷台数の累計は600万台を突破した。

 サイズ別では、29型以下が同83%の6万1,000台、30〜36型が同90.8%の8万9,000台、37〜49型が同125.8%の12万8,000台、50型以上が同142.9%の8万3,000台。構成比は順に16.9%、24.7%、35.4%、23%。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比125.7%の21万8,000台。内訳は、BDレコーダが同139.7%の16万8,000台、BDプレーヤーが同94.2%の5万台。ビデオカメラは同98.3%の5万4,000台だった。

 システムオーディオの出荷台数は11万台。スピーカーシステムは5万5,000台。ステレオヘッドフォンは前年比90.7%の62万4,000台。ラジオ受信機は同85.4%の9万4,000台。ICレコーダは同113.6%の7万7,000台。

 カーAVメインユニットは前年比100.3%の22万4,000台。カーナビは同100.7%の52万2,000台で15カ月連続プラス。