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DJIから“黒いファントム”、4K空撮ドローン「Phantom 4 Pro Obsidian」

 DJIは、1インチのCMOSセンサーを搭載した空撮対応ドローン「Phantom 4 Pro」の新デザインとして、マットグレーでオブシディアンカラー(黒曜石色)のマグネシウム製ボディを採用した「Phantom 4 Pro Obsidian」を発表した。発売日は未定で、販売開始時期は 公式ストアで改めて案内するという。直販サイトでの価格は204,000円(税込)、付属送信機にディスプレイも一体化した「Phantom 4 Pro+ Obsidian」は239,000円(税込)で、従来カラーと価格は同じ。

オブシディアンカラー(黒曜石色)のマグネシウム製ボディを採用した「Phantom 4 Pro Obsidian」

 ジンバルには防指紋効果を施している。搭載している1インチCMOSのカメラや、ドローンとしての仕様は、従来の「Phantom 4 Pro」と同じ。

背面
カメラとジンバル部分
通常カラーと並べたところ

 カメラは1インチの有効2,000万画素で、視野角は84度。焦点距離は35mm換算で24mm。絞りはF2.8~F11まで調節可能。MPEG-4 AVC/H.264の4K/60p/100Mbpsでの撮影をサポート。H.265で、4K/30p撮影も可能。

 安全性を高める障害物検知・回避機能も用意。Flight Autonomy(フライトオートノミー)を備え、前方のセンサーに加え、高解像度のステレオ・ビジョン・センサーを後方にも搭載。左右には赤外線センサーを装備。これらを組み合わせる事で、合計5方向の障害物検知が可能。飛行時間は約30分。

 Phantom 4 Pro+の送信機には、5.5型、1080pのディスプレイを搭載。輝度は1,000cd/m2と明るく、屋外での視認性を高めている。飛行制御用アプリもディスプレイに内蔵している。

Phantom 4 Pro+の送信機には、5.5型、1080pのディスプレイを搭載