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アイ・オー、HDMI/アナログキャプチャ「GV-HDREC」の新ファームで再生機能強化

 アイ・オー・データ機器は13日、1080/60pのHDMI映像や、VHSアナログ映像などをPCレスでキャプチャできるユニット「GV-HDREC」のファームウェアを1.10にアップデート。録画映像の再生機能を強化した。

「GV-HDREC」

 「GV-HDREC」は、録画した映像を単体で再生できるが、その際にシークバーが表示されるようになり、早送りや巻き戻し中の現在位置をわかりやすくした。さらに、録画トータル時間も、ひと目でわかるよう改善している。

 また、早送りで行き過ぎて端まで行ってしまった場合でも、早送りモード自体が終了せず、行き過ぎた場所から早戻しが可能。

 再生時の一覧表示画面では、録画データのファイル名だけでなく、選択している動画の作成日時やトータル時間などを表示するようにして、目当ての動画が見つけやすくなった。

 ゲームイベントで、前のバトルを振り返って再生するなど、再生機能が良く利用されており、その点に関するユーザーからの意見も踏まえ、改善ファームウェアを開発したという。

 リピート再生機能も追加。端末内の動画、静止画などをリピート再生するもので、1つのファイルを繰り返し再生するだけでなく、全ての動画ファイルを連続でリピート再生する事も可能。デジタルサイネージでも活用できるという。

 本体のフォーマット機能も拡充。32GB以下のSDカードを、本体でexFATフォーマットできるようになり、4GBのファイルサイズ制限を越え、長時間録画に対応。スロー再生時には、1/4倍速と1/8倍速が選べるようになり、カット編集時の操作性も改善している。