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ヤマハ「mysoundプレーヤー」アプリ、再生に合わせて楽器を弾けるコード表示機能
2017年9月26日 15:36
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスは、スマートフォン向けの音楽再生アプリ「mysoundプレーヤー」に、独自の解析技術を用いた「コード表示機能」を追加した。アプリはiOS/Android向けに、無償で提供している。
アプリのアップデートで、ヤマハ独自の音声信号解析技術を追加。mysoundプレーヤーの画面上で楽曲を選び、「コード」アイコンをタップするだけで、スマホ内に保存されている楽曲のコード解析を行なってコード譜を表示する。これにより、演奏したい楽曲の楽譜が無くても、「耳コピ」に頼らず演奏を楽しめるという。
コード解析できるフォーマットはMP3/AAC/WAVで、iOS版ではこれに加えてAIFF/ALACもサポート。音楽配信の「mysound」から購入した楽曲以外も利用可能。音声信号解析でコードを判定するため、実際のコードとは異なる場合がある。また、FLAC形式の楽曲のコード解析には非対応。
解析したコードの表示形式は、切り替えボタンでギター譜/ピアノ譜/五線譜の3種類から選べる。楽器を弾きながら歌える「歌詞表示」機能では、インターネット上のデータベースと連携して、カラオケのように再生している場所に色がつき、曲にあわせて自動スクロールする。また、コードの押え方が分かる「ポジション表示」 や、ギター演奏補助アイテムのカポタストを使用する場合の押え方を表示する「カポタスト設定」、特定の場所を繰り返し練習できる「ABループ再生」も備える。
その他にもアプリでは、ギターで弾き語りするユーザー向けの“ギター版カラオケ”コンテンツ「ギター弾き語り用マイナス・ワン」のダウンロード配信(月額会員は無料)が利用可能になる。独自の音楽記事「いまさら聞けない! ギタープレイの基本」、古泉智浩氏による連載漫画「アプリ使ってみようぜ」も読める。
mysoundの音楽配信サービスは、月額324円~2,160円(全5コース/税込)、もしくは作品単位での購入となる。